全国に約210万台ある自動販売機はCVSが約6万店に比べ圧倒的な顧客接点を持ち飲料業界にとって重要なチャネルとなる。一方、コロナ禍以降の同市場は人流回復が進んでも売上げが戻りきっていない。夏の猛暑や災害時の水分補給など「生命を守る」役割としても重要な…続きを読む
コカ・コーラシステムは「檸檬堂」「ジャックダニエル&コカ・コーラ」ブランドを通じて市場の成長を促進し消費者の飲酒体験を豊かにする提案を行う。 主力の「檸檬堂」は3月に発売以来初の大幅強化を行った。缶チューハイをはじめ、飲料では使用頻度の少ない“うま…続きを読む
梅酒の総合メーカー、チョーヤ梅酒のRTDカテゴリーの24年の業績は、前年比微増となっている。24年3月に「ゆずッシュ」に従来の250ml缶に加え、市場でニーズの高い350ml缶を加えており、18年にリニューアルしている紀州産南高梅100%使用のプレミ…続きを読む
サッポロビールのRTD事業は25年も異彩を放つ個性豊かな提案に力を注ぎ、前年比8%増の1166万ケース(8.4L換算)と過去最高規模の更新を狙う。24年は同7%増の1080万ケース。 最重視する「濃いめのレモンサワー」はリニューアルとともに俳優ムロ…続きを読む
アサヒビールのRTD事業は25年、「GINON」など基軸ブランドに注力し前年比2.7%増482億円を計画する。「未来のレモンサワー」が注目を集めた24年は同27.6%増と大きな伸長を達成した。 ジンベースのレモンサワー「GINON」は3月にパッケー…続きを読む
宝酒造の24年4月から25年3月までのソフトアルコール飲料の販売数量は、前年比2%減の2838万ケース(250ml×24本換算)となっている。基幹ブランドのタカラ「焼酎ハイボール」は、24年10月に行った値上げの影響を受けたものの、甘くない味わいや無…続きを読む
キリンビールのRTD事業は25年、主力の「氷結」をはじめとする既存ブランドの継続育成を図るほか、エントリー層向けの「華よい」などで新価値創造に挑む。昨年は前年比5.8%増の5340万ケース(8.4L換算)で着地。25年目標は金額ベースで前年比6%増に…続きを読む
●中アル帯掘り起こし サブカテゴリー生み総市場拡大 「-196」「こだわり酒場」など大型ブランドを複数抱えRTD市場をけん引してきたサントリー。25年は4~7%の中アルコール度数帯の食中酒需要を深耕する一方、「翠ジンソーダ缶」や戦略商材「ザ・ピール…続きを読む
RTDアルコール飲料が元気だ。24年は前年比3~5%増での着地とみられ、2年連続のプラス。コロナ下での突発的マイナスから持ち直し、長期と見込まれる成長軌道への復帰を果たした。メーカー各社は商品開発を活発化しており、躍進が続く中でも新たな需要開拓への旺…続きを読む
●FD味噌汁の魅力伝える 「アマノフーズ」ブランドでFD味噌汁を展開し、市場をけん引するアサヒグループ食品は全国4都市でポップアップインベント「アマノ食堂」を開催している。第1弾となる8日と9日は二子玉川ライズガレリアで実施。このイベントは「家族の…続きを読む