◇巻頭interview ◆より良く より豊富に より安く 酒類専門店「やまや」や居酒屋「はなの舞」など約1000店舗を全国に展開するやまや。独自の商品調達力を生かし、世界各国の珍しい銘酒を松、竹、梅の価格帯で取り揃える。「売場で宝探しを楽しんで…続きを読む
ノンアルコール飲料は、社会的な健康志向の高まりを背景に着実な伸びを続けている。新型コロナ下でさらに注目を集め一層の伸びを記録。その後、落ち着きを見せながらも伸長基調に変化はない。加えて若年層の間で“あえて酔わない”飲酒スタイルが広がっていることも追い…続きを読む
酒類市場の数少ない成長分野の一つが缶チューハイをはじめとするRTDだ。多様な味わいやアルコール度数から選べる楽しさが魅力。近年は“甘くない”無糖フレーバーが人気を集め、さらなる市場拡大のけん引役となっている。25年も伸長は確実視されており、新規ユーザ…続きを読む
酒類市場が過渡期にある。健康志向を背景にあえて酔わない選択肢が広がり、アルコールとの付き合い方が変わっている。従来の飲酒文化が変わりつつあるが、生活を潤す「必潤品」としての重要性は変わらない。新たな時代への酒類の在り方を探る。(岡朋弘) 足元では物…続きを読む
エスビー食品は汎用(はんよう)シーズニングの「マジックソルト」が2月に新製品「柚子」「バーベキュー」発売と既存品をリフレッシュしたことが大きく奏功し2桁以上伸長した。3月からはタレントのDAIGOを起用したTVCMを投入。これに連動した販促物を作成し…続きを読む
味の素は低ナトリウム塩の「やさしお」のおいしさそのままという独自価値の提案を続けている。BSTVのCMで減塩意識の高いターゲットに訴えかける。調味塩の「アジシオ」は料理研究家のリュウジがシンプルなサラダを紹介。うまみで食材の味を引き立てると伝える。に…続きを読む
味食研の塩事業の前期(25年7月期)売上げは前年比4%減となった。売上構成比の大半を占める業務用はあらゆるコスト高騰に伴う値上げが響いた。一時の落ち込みは脱しているものの厳しい状況は変わらず、木葉裕章社長は「今後も焼塩ならではのメリットをアピールして…続きを読む
天塩は赤穂化成を主軸とするAKOグループの一角として「赤穂の天塩」などの販売を担う。24年は梅の不作や夏以降の野菜の高値が大きな影響を及ぼしたとみられ、25年5月期決算まで厳しい状況が続いた。市販品はやや落ち込んだが業務用は伸長し、トータルで見ると前…続きを読む
米国のハーブ&スパイスソルト「クレイジーソルト」の輸入販売を行う日本緑茶センターは、同シリーズ全体の数量が24年は前年比3%増だった。中でも「クレイジーガーリック」の動きが良く、同20%増で推移した。コロナ禍以降のニンニク商品の需要伸長とノンフライガ…続きを読む
伯方塩業の24年度は、昨年6月の梅干し需要期に梅が歴史的な凶作だったことから塩の売上げが大きく減少したのに加え、冬野菜の高騰の影響もあり前年実績を下回る厳しい着地となった。ただ業務用ルートでは、インバウンド需要の増加でホテルやレストラン向けといった外…続きを読む