国分グループ本社は24年、第11次長期経営計画が4年目を迎える。スタートアップ企業との協業をはじめ長計で価値創造目標に掲げる「共創圏の構築と拡大」が一部計画を上回る推移を見せるほか大きなテーマとしてきた顧客満足度調査での川下目標を達成するなど昨年まで…続きを読む
●適正取引推進は至上命題 24年の食品卸業界は、インフレ局面に対応した需要創造や効率化支援を軸に、サプライチェーンの全体最適化へ機能を発揮することが、一段と重要な役割となりそうだ。国際情勢変動や円安影響による原料・エネルギー価格の高止まりを背景に、…続きを読む
●共創加速で最適化対応も 新型コロナウイルス感染症が収束に向かい生活スタイルが激変している中で、新しい買い物体験創出など流通業界はサービスの個性で競争する時代に突入している。小売業では、既存の店舗出荷型ネットスーパーのサービスに磨きをかける一方で、…続きを読む
オイシスは、価格訴求品と高付加価値品の2軸でラインアップを強化する。節約志向と品質志向が混在する「メリハリ消費」のトレンドに合わせ、汎用(はんよう)性や嗜好(しこう)性など商品ごとの訴求ポイントを明確化し、価格の高低を設定。差別化戦略の一つとして展開…続きを読む
YKベーキングカンパニーは、主力ブランドのさらなる成長に注力する。「もちふわ」「ハムマヨ」「サンミー」などの人気商品は、風味や食感を高めるために原材料の見直しを実施。作業工程の効率化や品質の向上も推進し、収益力と安定性を兼ね備えた生産基盤の強化を図る…続きを読む
フジパンの23年1~11月は、7月に実施した価格改定による数量減を単価アップで補い、増収を確保した。販売数量は主力商品(食パン・食卓ロール)が前年比約5%減で、価格に敏感な消費者によるプライベートブランド商品へのシフトが目立ち、影響を受けている。 …続きを読む
山崎製パンの23年12月期第3四半期の連結業績は、売上高が前年比6.8%増の8462億2500万円、営業利益が同73.9%増の278億6800万円で過去最高売上げ、利益を達成。主力製品の品質向上を図るとともに二極化、三極化戦略によって低価格製品や値頃…続きを読む
「手放しで喜ぶことはできないが、良い一年だった」と製パンメーカー関係者が語るように、2023年の製パン業界はおおむね好調に推移した。22年に実施した価格改定は、全体の生産および販売数量は前年実績を割り込んだが、販売金額では前年実績を上回って推移。23…続きを読む
敷島製パンの今期(24年8月期)ここまでの実績は、7月に実施した3回目の価格改定により、売上げは前年比9%増で推移している。利益も微増で堅調だ。価格改定で平均5%前後の値上げの影響もあり、数量は微減にとどまっている。 同社は10月、基幹ブランドの「…続きを読む
●メンタルヘルス効果も コンビの殺菌乳酸菌「EC-12」は、殺菌済みでありながら乳酸菌の多様な機能性を付与できる素材である。生菌を含まないので、製造ラインの汚染リスクがなく、常温での取り扱いも可能である。そうした利便性の良さに加え、耐熱性にも優れる…続きを読む