エバラ食品工業の24年3月期は「プチッと鍋」の汎用訴求が奏功し、売上げは前年超えを果たした。これまで「プチッと鍋」に関して定番の味種をメーンに訴求してきたが、ほかの味種の訴求も強化したところ、17年発売の「プチッと鍋 濃厚みそ鍋」の売上げが大きく伸長…続きを読む
●想定の3倍強、売場導入 ヤマキは今秋冬新商品として、レンジ対応の鍋つゆ「楽チン鍋 地鶏だし塩鍋つゆ50g」「楽チン鍋 韓福善のキムチ鍋つゆ50g」を発売した。レンジ対応の鍋つゆ商品はこれまで市場で販売されていなかったこともあって、想定より3倍以上…続きを読む
鍋物商戦は10月に入ってハイシーズンを迎える。鍋つゆ、ポン酢といった鍋物調味料は冬の量販店頭のマグネット。毎年の酷暑、長引く残暑で秋の棚割が遅れるのは例年通りともいえるが、昨年よりは秋の気配も早く感じられて商戦開始。今年も青果、精肉などさまざまな売場…続きを読む
◇支部長に聞く 全国片栗粉組合・鷲尾新治西日本支部長(火乃国食品工業社長) ここ数年、多様な要因からあらゆる食品の値上がりが続く中、北海道産バレイショでんぷん使用片栗粉も2年連続の価格改定が実施された。供給量も10%減の制限があったが、業務用ではイ…続きを読む
◇支部長に聞く 全国片栗粉組合・川井清光東京支部長(川光商事社長) 昨年は北海道産バレイショでんぷんの供給量が10%減となり、メーカーは片栗粉の販売制限を余儀なくされた。今年も北海道の作付面積は増えておらず、在庫も潤沢にある状況ではない。引き続き、…続きを読む
◇支部長に聞く 全国片栗粉組合・岩井昭治中部支部長(トーカン執行役員王将営業部長) 昨今さまざまな食品で価格改定が進む中、片栗粉の原料である北海道産バレイショでんぷん粉においては昨年に2回の価格改定と供給制限が実施され、今年10月にも再度価格改定予…続きを読む
全国片栗粉組合は、片栗粉の加工メーカーとその取引商社などで構成される。東京、中部、関西、西日本の各支部があり、32社の会員が加盟する。各支部長に市場の現状と課題について聞いた。
片栗粉の加工メーカーと、その取引商社などで構成される全国片栗粉組合は、北海道産バレイショでんぷんの安定供給体制の確立と認証マーク普及による品質の向上など、総力を挙げて市場安定化に取り組んでいる。しかしながら2023年から2度の値上げと供給制限、24年…続きを読む
片栗粉市場は、家庭用が新型コロナウイルス発生以降、家庭調理の定着によって堅調に推移している。北海道産の原料不足からメーカーは海外産の販売を増やし、主に業務用を中心に代替販売をしてきたが、依然として北海道産の需要は高い。今後の北海道のでんぷん原料用バレ…続きを読む
不二食品はSNSやホームページを通じたレシピ発信や、好調なEC販売の拡大展開など、調味料用途のさらなる認知拡大に継続して取り組む。 今期も販売は好調だ。昨年はTV番組効果による特需もあり、売上げが大きく伸びた。その後、昨夏に値上げを実施したことで、…続きを読む