台湾の食品安全に関する認証制度「TQF規格」を管理する台灣優良食品發展協會(TQFA)の招待により、台湾食品業界をリードする企業訪問の機会をこのほど得た。TQFAは1989年に食品GMP認証制度推進を目的に政府主導で設立。その後、民間団体として、食品…続きを読む
新製品開発・製造において最新技術を学び、積極的に導入することをミッションにしている企業は多い。それは、未来を見据えた製品であろうと、伝統を生かした製品であろうと変わりはないようだ。 〈安永生技・安永鮮物〉 健康SMチェーン「アニョンフレッシュマー…続きを読む
◆数量・賞味期限を音声認識 今年、創業60周年を迎えた松山の食品卸松宮は、1970年代に学校給食がセンター化され、1万人の児童への給食提供が市町村単位で行われるようになった今治市で、大手冷食メーカーとともに給食事業に着手した。病院給食や高齢施設の給…続きを読む
食品関連の機械製造に携わる企業も多い。アジアを中心に輸出をする企業もあれば、外食産業が活発な台湾国内でのシェア拡大を狙う企業もある。トータルサポートや「スマート」な生産性を訴求することで、他社との差別化を図る施策があるようだ。 〈光大企業〉 19…続きを読む
本題の「忘れられぬ味」に入る前に、関連するスパイスであるコショウについて少し述べさせていただく。 インド原産であるが世界の熱帯域で広く栽培されている。肉料理、魚料理、スープなど世界中でさまざまな料理に使用され、「スパイスの王様」とも呼ばれている。コ…続きを読む
日本同様に高齢化が進む台湾ではあるが、食品業界では、次世代へのアプローチや生活スタイルの変化に併せた商品開発が目立った。 〈家會香食品〉 1985年創業の菓子メーカー。創業時は食肉加工品の製造を行っていたが、日本の常温保存ができるもち菓子に着目し、92…続きを読む
●年をとっても若くてきれいに タイ東北部ウドンターニー県で日本の家庭料理を提供する「みゆき」の経営者、タイ人女性のスパラット・カワサキさん(54)は自分の年齢や出身、経歴などを一切隠さない。「これが私。人生はまだまだ続く。ありのままの自分を見てほし…続きを読む
私は1959(昭和34)年に東京農業大学に入学し上京した。愛媛県今治市の農家の7代目で田舎育ちの人間にとって、東京で目にする物のほとんどが素晴らしく、初めて目にする物も多かった。それは食についても同じで、生まれて初めて口にする物も多かった。 大学は…続きを読む
●自宅のようなくつろぎ空間 タイ東北部、ラオス国境にも近いウドンターニー県にある日本料理店の「みゆき」は、ふだん自宅で食べるようなメニューばかりを取り揃えた家庭料理の店。約120km東にあるサコーンナコン県出身のタイ人女性スパラット・カワサキさん(…続きを読む
台湾貿易センター(中華民国対外貿易発展協会)は6月14日から17日まで、33回目となる「FOOD TAIPEI 2023(台北国際食品見本市)」を台湾・台北南港展示センターで開催した。世界的な渡航緩和もあり、今年は「FOOD TAIPEI MEGA …続きを読む