サゴでんぷんは日本でも古くから利用され、年間2万tを超える世界最大の輸入国となっている。そこで、1976年に「国際サゴシンポジウム(ISS)」が発足され、この間多くの研究者が開催・運営に積極的に関わってきた。 日本で開催されたISSは85年の「人類…続きを読む
世界規模で食料安全保障確保が問われる中、サゴヤシが研究者の注目を集めている。東南アジアとオセアニアで生育し、塩害や湿地、土壌の酸化に強く、気候変動に伴う洪水などにも適応できる強靱な資源植物で、化学肥料や農薬を使用しなくても、1本の幹に200kgを超え…続きを読む
食品業界において資産評価で特に論点になることが多いのが商品在庫である。特に食品卸の企業はビジネスモデルの特性上、貸借対照表の資産部に多額の商品在庫が計上されていることも多い。この商品在庫の評価によって、株式価値が大きく変動する場合がある。 商品在庫…続きを読む
●影響大きい食の簡便化 昨今の値上げラッシュの中でも代表的な品目の一つである「サラダ油・天ぷら油」は、インテージSRI+(全国小売店パネル調査)によると、2022年の販売金額は20年比111.7%とプラスだが、販売個数は85.3%だった。これは単価…続きを読む
【東北】醤油風調味料「味マルジュウ」で知られる丸十大屋(山形市)は、基礎調味料の需要が減少していることへの対応策として、レトルトカレーやスイーツなどの加工品開発に力を入れている。原料に醤油や味噌を加えるなど、老舗醸造メーカーならではのアイデアで市場の…続きを読む
◇国産農林水産物・食品のグローバル拡大へ ●商談機会、手厚くサポート 日本政策金融公庫(日本公庫)が8月23、24の2日間、東京ビッグサイトで開催する「アグリフードEXPO」では、海外販路の拡大を目指す農林水産・食品事業者に対し、「輸出特別フロア…続きを読む
◆変量多品種・全温度帯に対応 ヤマミ醸造は、たまり醤油および業務用の加工調味料(たれ、つゆ、ソース、ドレッシングなど)の製造・販売をなりわいとする。250kg以上のロットを下限として、変量多品種に対応する95%がオーダーメード商品だ。一つとして同じ…続きを読む
私のルーツは韓国にある。今では日本、そして世界でもポピュラーになった韓国料理。 キムチや、プルコギ、チャプチェなどの代表格があるが、韓国料理はおそらく世界で一番スープの種類が多い。 カルビタン、ユッケジャン、サムゲタン、ソルロンタン--。 挙げ…続きを読む
【東北】郷土料理の味付けに欠かせない醤油風調味料「味マルジュウ」を製造する丸十大屋(山形市)。老舗醸造メーカーとして、地域に根差した食文化の維持に奔走する一方、醤油や味噌を使ったレトルトカレーやスイーツなどの加工品開発の面でも注目を集めている。人口減…続きを読む
◇国産農林水産物・食品のグローバル拡大へ 日本政策金融公庫(日本公庫)が主催する「アグリフードEXPO」が8月23、24の2日間、東京ビッグサイトで4年ぶりにリアル開催される。コロナ禍を経て、国産農林水産物・食品の販路拡大は国内にとどまらず、海外へ…続きを読む