Mizkanは11月26日から映画『グランメゾン・パリ』とのコラボ鍋つゆ「〆まで美味しい トリュフ香る蛤のマリニエール風スープ ～チーズ仕立て～」を数量限定で発売し、鍋によるエンターテイメント提供を深めた。前例のないフランス料理風の鍋つゆで木村拓哉、鈴木京香が共演する映画の世界を五感で楽しんでもらう。既存商品は市場をけん引する「名店監修」を「職人一丸」にリニューアルして好スタートを切った。つけだれいらずの「スープしゃぶ」は「極みだしストレート」を追加。幅広い品ぞろえでエンタメ、定番、アレンジメニューを提案し、バスケット単価と買い上げ点数を増やす。

新たな鍋つゆは貝の白ワイン煮である「マリニエール」風の、クリーミーでコクのある味わいに仕上げた。ハマグリ、チーズのうま味とトリュフの上品な香りを引き出し、鍋つゆで珍しい、本格フレンチの味わいを実現した。食材に身近な豚バラ肉、レタスなどを用意し、一緒に鍋で温めるだけで完成。締めにはパスタを入れれば、スープパスタが楽しめる。3～4人前750gで税抜き438円。

12月30日公開の映画ではシェフ役の木村拓哉、鈴木京香がミシュランガイドの三ツ星獲得に挑む。市場のトップブランドである「〆まで美味しい」も同様に従来無かった新しい風味、協業に挑戦。映画の製作チームも開発の議論に何度も加わり、従来よりワンランクの上の驚き、高揚感を届ける。

12月9日からはCMも投下して、CM冒頭では木村拓哉が料理に向き合う映画シーンを放映する。鍋の既成概念を覆すシズル、締めのスープパスタが供される様子を伝え、斬新な商品力、体験価値を表現。親しい人と囲む鍋の楽しさを演出し、ようやく寒さが本格化し始めた鍋商戦で拡販する。

既存の鍋つゆ商品もエンタメを追求。市場の成長カテゴリーである、監修商品の増大をけん引してきた「名店監修」を「職人一丸」にリニューアルし、人気ラーメン店の職人と商品開発者が一丸となって突き詰めた、こだわりの鍋が家でも楽しめると伝えている。新たに「家系総本店吉村家監修 横浜豚骨醤油鍋つゆ」を追加し、家系ラーメンのコクのある醤油、濃厚な豚骨スープに鶏油を効かせた深みのある味わいに仕上げた。3～4人前750gで税抜き416円。先行する「けやき」「とみ田」で開拓した若年層をさらに取り込む。配荷状況は順調で暖冬でも好調だった、前年からの勢いを増している。

●鍋の定番＆アレンジメニューは「味ぽん」の水炊きなど

うまみ、香り豊かなスープと豚肉、野菜を一緒に食べる「スープしゃぶ」は「極みだしストレート」750gを導入。希釈なしに簡単に作られ、しゃぶしゃぶするワクワク感、スープも味わえるほっこり感を楽しんでもらう。定番鍋は主に「ごま豆乳鍋つゆ」といった既存の「〆まで美味しい」シリーズで提案。アレンジは野菜高に影響されにくい「ラーメン鍋」、家に「アルモンデ鍋」、発売60周年で好調な「味ぽん」で新たな水炊きなどを紹介している。