永谷園の前3月期売上げはお茶漬け、ふりかけがともに前年実績を上回ったとみられる。お茶漬けは子どもの朝に最適と伝える「めざまし茶づけ」が浸透。ふりかけは「おとなのふりかけ」が堅調だった。今期も「めざまし」を推進し、新小学生17万人へのサンプリングなどを…続きを読む
丸美屋食品工業は今12月期も好スタートを切った。実質賃金が下がり続ける景気不安に対し、ふりかけのトップメーカーとして、相対的な経済性で応えている。毎シーズンの開発、拡充による圧倒的なラインアップ、価値提案で現代ニーズをとらえた。1~2月売上げは市場の…続きを読む
お茶漬け市場は23年度、前年比2%増の180億円で着地したとみられ、コスト高の値上げによる数量減が響いた。主原料の海苔が暴騰して昨春からの再値上げが浸透。金額ベースで前年実績を上回った。苦境だが内実は朝茶漬けが習慣化し、和食文化の継承、発展も果たされ…続きを読む
ふりかけ市場は23年度、前年比8%増の400億円で着地し、コロナ禍から一気に回復し、最高記録も臨めるまで増大した。物価高の経済不安で相対的に安価なご飯食が進み、ふりかけの食欲増進、おかずも減らせる徳用感が支持された。弁当需要が戻って混ぜご飯の素が前年…続きを読む
ふりかけ・お茶漬け市場は23年度、前年比6%増の580億円で着地、生活者の景気不安を支える規模拡大を果たした。社会全体のインフレが進む一方で、賃金上昇が一般にまだ上がらない、節約志向の深まりに対応。安価な主食回帰としてご飯食が増え、そのお供に経済的で…続きを読む
テーブルマークの23年12月期業務用冷凍デザート部門は、売上高が前年比1桁後半増と好調だった。ホテルや料飲店など外食の回復が貢献。24年度は、好調続くホテルビュッフェ向けに、フリーカットケーキで焼き菓子「ガトーオランジュ」と4層仕立てで食感にこだわっ…続きを読む
味の素冷凍食品の24年3月期業務用冷凍デザートの売上高は前年比2桁増と好調だった。値上げに加え、ホテル需要を中心に外食全体が伸びをけん引した。今期もさらなる拡大を目指し、昨年秋に立ち上げた新ブランド「フレックスペシャリテ」を軸にホテル業態に注力。人手…続きを読む
日東ベストの24年3月期業務用冷凍デザートの売上高は、価格改定効果もあり前年を超える見込み。今期は好調なホテルやレジャー施設など外食業態での拡販を図り、物量で前年を確保、売上げで前年超えを目指す。 前期は鶏卵価格高騰やさまざまなコスト上昇の中で、2…続きを読む
ヤヨイサンフーズの24年3月期業務用デザート部門は、売上高が前年比6%増で着地した。カップデザートやカットタイプ「アレンジダイスゼリー」の好調がけん引。今春は回復市場の外食に注力すると同時に、病院・施設給食業態で再度提案を強化していく。新商品では「し…続きを読む
業務用冷凍デザート市場の23年は、値上げ効果に加え新型コロナウイルス感染症の感染症法上の扱いの5類移行で人流回復やインバウンド需要、人手不足による簡便で高品質な製品が求められ総じて好調だった。24年はアフターコロナ2巡目の年となり反動減の懸念もあるが…続きを読む