ヨシダコーポレーションの今上期(23年4~9月)は物量こそ微減だが、売上げは前年を大きくクリアした。家庭用商品ではNCが厳しいものの、PCは金額、物量とも大幅に伸長。特にベビーチーズが新たなプライベートブランド(PB)商品への採用を増やすとともに、既…続きを読む
伊藤ハムが輸入販売するベル社チーズの23年1~9月累計実績は、価格改定・容量変更に加え、増量販促の減少もあり、金額で前年比10.1%減、重量で同23.9%減となり前年実績を下回っている。 同社が取り扱うベル社チーズは競合商品より高価格帯であることか…続きを読む
宝幸ロルフ事業部の24年3月期上期は、売上げベースで前年を上回ったものの、物量ベースでは苦戦を強いられた。前期からの価格改定が響く中、物量の回復を最優先事項に戦略展開を進めてきたが、最需要期を迎える下期は「原点回帰」の営業・提案活動に注力。業務用では…続きを読む
マリンフードは、独自のチーズ代替素材「スティリーノ」を軸にした商品展開で競争優位性を発揮する。コストパフォーマンスの高い同素材を使用したシリーズ品は、昨今の物価高を受け大幅に需要が拡大。今春に新商品を投入したことも奏功し、昨年の伸長率を上回る勢いで売…続きを読む
協同乳業は今下期、サワークリームとクリームチーズを引き続き重点アイテムとして販売拡大を図る。パッケージからのメニュー発信や、簡便性をポイントにした訴求強化で、コミュニケーションにも注力。活用の幅を広げていく方針だ。1月下旬からは新たなカップタイプのク…続きを読む
六甲バターは、細分化する顧客ニーズに応じたマーケティング施策で市場シェア拡大を狙う。鉄分強化型のベビーチーズ「おいしく健康プラスベビーチーズ チーズDE鉄分」の販売施策では、鉄欠乏性貧血になりやすいとされる妊婦をターゲットにしたプロモーションを実施。…続きを読む
森永乳業の23年度上期主力食品事業におけるチーズ部門は、前年比7%増の130億円で着地し、大幅な増収を達成した。ただし、堅調な推移を続けてきた「クラフト フレッシュモッツァレラ」は、トマト価格高騰の影響もあって踊り場となった。下期は大型プロモーション…続きを読む
明治の24年3月期上期市販チーズカテゴリーは、前年を4.1%上回り140億円となり、市場同様物量面では前年割れとなった。ただし、22年度の30周年記念施策で間口が広がった「明治北海道十勝」シリーズでは堅調な数量確保もみられた。今下期は逆風の状況にある…続きを読む
雪印メグミルクの24年3月期上期チーズ部門は、前年比5.9%増の290億円となった。物量面では価格改定の影響もあり前年を下回ったが、各種プロモーションの効果もあり、市場を上回り推移した。下期は、環境変化にスピード感をもって対応し、PC、NCとも新機軸…続きを読む
日本マイセラは、競合他社とは一線を画す差別化アイテムを拡充し、ラインアップの多彩さで勝負を進める。 おつまみ系アイテムへの注力に加え、「タイパ」の時代に合わせたラインアップも用意。新たな成長の柱として、英国産クロテッドクリームの成長もさらに押し上げ…続きを読む