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森永乳業の23年度上期主力食品事業におけるチーズ部門は、前年比7%増の130億円で着地し、大幅な増収を達成した。ただし、堅調な推移を続けてきた「クラフト フレッシュモッツァレラ」は、トマト価格高騰の影響もあって踊り場となった。下期は大型プロモーションなどを投下し、物量回復へ積極策を展開する方針。これまで継続してきた鍋などの調理用途訴求による定着にも手応えが出てきており、再浮上の機運は高い。 上期は、価格改定による単価アップが進み、金額ベースで全体業
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22年度上期から1年半の間に複数回の改定を行ったチーズ市場は、生活防衛意識の高まりを背景とした消費マインドの変化のただ中にある。大手メーカーを含め、上期は単価上昇による増収効果はあったものの、物量面では大きく落ち込み。 […]
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