●イラン発「ペルシアンパニール」クリームチーズ安定供給 数千年以上前に芽生えた中近東のチーズが、日本市場へ向けてPRを続けている。西亜は、イラン産の「ペルシアンパニール」など、ゲラ社ブランドのクリームチーズを中心に市場展開を進める。これまで輸入門戸…続きを読む
●ブルガリア発・シレネ 国民食「スノーチーズ」広める バルカン地方に古くから伝わるチーズ・シレネ。ブルガリア産チーズなどの輸入販売を手掛ける開門は、同国の伝統的食材であるシレネの日本普及を進めている。手でほろほろと砕け、雪のように真っ白な「スノーチ…続きを読む
海外から新たなチーズが日本に熱視線を送っている。各国で伝統的な食材として古くから食されてきたチーズは多く、日本国内ではまだその認知が行き届いていない製品も多い。中東と東欧から、日本市場進出へ動く2品を紹介する。(小澤弘教)
富良野チーズ工房はバター、アイス、チーズなどの手づくり体験会を開催している。富良野チーズ工房では、ガラス越しに白カビ軟質チーズの「セピア」など富良野産の生乳を使用した「ふらのチーズ」の製造工程の見学が可能。さらにパネル展示などで乳製品の文化・歴史を紹…続きを読む
北海道美瑛町の美瑛ファームは、フランスでコンテチーズの生産に生乳を使うモンベリアード種を含めた、4種の乳牛を放牧酪農で飼育している。美瑛ファームで作られる「フロマージュ・ド・美瑛」はフランスのコンテ地方の製法を取り入れたハードチーズで、2年連続で日本…続きを読む
国産ナチュラルチーズの世界的な評価が高まっている。国際的なチーズコンテスト「World Cheese Awards」では2022年に18品、23年に22品が受賞。そのうちの多くは牧場に併設されたチーズ工房などが独自の創意・工夫を経て製造している。さら…続きを読む
伊藤ハムが輸入販売するベル社チーズの前年実績(23年1~12月)は、価格改定・容量変更の影響に加え、増量販促の減少もあり、金額ベースで前年比7.0%減、重量ベースで同18.5%減と前年割れとなった。 金額ベースで構成比80%超を占める主力のキリシリ…続きを読む
ヨシダコーポレーションの前期(24年3月期)は物量が減少したものの、売上げは過去最高を記録した。上期は値上げや猛暑などの影響で伸び悩んだが、下期はマイナス分を取り戻すため営業活動に一層力を入れた。それが奏功し後半は金額、物量とも好調に推移した。 特…続きを読む
マリンフードが独自開発した代替チーズ「スティリーノ」の業務用販売が好調だ。チーズより安定的かつ安価な提供が可能なことに加え、チーズの食味や物性を高度に再現した品質の高さから原料としての出荷量も伸長している。今秋には「スティリーノ」を活用した家庭用製品…続きを読む
協同乳業の23年度チーズ類販売実績は、価格改定の影響もあり、金額ベースでは前年比7%増、重量ベースでは同3%減で着地した。クリームチーズは売上高で前年を下回ったものの、サワークリームとカッテージチーズは上回った。迎えた24年度は、2月に刷新した「生乳…続きを読む