チェスコは今期(25年2月期)、デパート、直販、業務用、量販店の主力4業態別に、同社の強みを生かした重点商品を展開する。フランスの「無形文化財企業(PV)」認定を受けているイズニーサントメール社商品のブランディングに注力するなど、独自性を発揮。秋冬向…続きを読む
アイルランドの2023年対日輸出量の伸長に、チーズが大きく貢献している。バター、ホエーとともに伸びを見せ、物量ベースで前年比12%増。生乳の高栄養価や、それを支えるサステナブルプログラム「オリジングリーン」をバックボーンに、引き続き成長エンジンとして…続きを読む
日本国内で新型コロナの感染症法上の位置付けが5類に移行して人流が回復したのと同様に海外でも人流が回復し、経済では各国のインフレ進行に伴う製造コストアップによって世界的に乳価は上昇、チーズの国際相場は上昇基調にある。今後も物流費や人件費などの固定コスト…続きを読む
2024年度のチーズ市場は、家庭用では前年からの価格改定が一巡し、金額・物量ベースの開きが縮小、業務用では本格的な商品開発スピードが加速する一年になりそうだ。折からの先が読めない世界情勢や、為替の円安進行などの影響で、原料チーズは高止まりが続いており…続きを読む
ヨシダコーポレーションの今上期(23年4~9月)は物量こそ微減だが、売上げは前年を大きくクリアした。家庭用商品ではNCが厳しいものの、PCは金額、物量とも大幅に伸長。特にベビーチーズが新たなプライベートブランド(PB)商品への採用を増やすとともに、既…続きを読む
伊藤ハムが輸入販売するベル社チーズの23年1~9月累計実績は、価格改定・容量変更に加え、増量販促の減少もあり、金額で前年比10.1%減、重量で同23.9%減となり前年実績を下回っている。 同社が取り扱うベル社チーズは競合商品より高価格帯であることか…続きを読む
宝幸ロルフ事業部の24年3月期上期は、売上げベースで前年を上回ったものの、物量ベースでは苦戦を強いられた。前期からの価格改定が響く中、物量の回復を最優先事項に戦略展開を進めてきたが、最需要期を迎える下期は「原点回帰」の営業・提案活動に注力。業務用では…続きを読む
マリンフードは、独自のチーズ代替素材「スティリーノ」を軸にした商品展開で競争優位性を発揮する。コストパフォーマンスの高い同素材を使用したシリーズ品は、昨今の物価高を受け大幅に需要が拡大。今春に新商品を投入したことも奏功し、昨年の伸長率を上回る勢いで売…続きを読む
協同乳業は今下期、サワークリームとクリームチーズを引き続き重点アイテムとして販売拡大を図る。パッケージからのメニュー発信や、簡便性をポイントにした訴求強化で、コミュニケーションにも注力。活用の幅を広げていく方針だ。1月下旬からは新たなカップタイプのク…続きを読む
六甲バターは、細分化する顧客ニーズに応じたマーケティング施策で市場シェア拡大を狙う。鉄分強化型のベビーチーズ「おいしく健康プラスベビーチーズ チーズDE鉄分」の販売施策では、鉄欠乏性貧血になりやすいとされる妊婦をターゲットにしたプロモーションを実施。…続きを読む