森永乳業の23年度上期主力食品事業におけるチーズ部門は、前年比7%増の130億円で着地し、大幅な増収を達成した。ただし、堅調な推移を続けてきた「クラフト フレッシュモッツァレラ」は、トマト価格高騰の影響もあって踊り場となった。下期は大型プロモーション…続きを読む
明治の24年3月期上期市販チーズカテゴリーは、前年を4.1%上回り140億円となり、市場同様物量面では前年割れとなった。ただし、22年度の30周年記念施策で間口が広がった「明治北海道十勝」シリーズでは堅調な数量確保もみられた。今下期は逆風の状況にある…続きを読む
雪印メグミルクの24年3月期上期チーズ部門は、前年比5.9%増の290億円となった。物量面では価格改定の影響もあり前年を下回ったが、各種プロモーションの効果もあり、市場を上回り推移した。下期は、環境変化にスピード感をもって対応し、PC、NCとも新機軸…続きを読む
日本マイセラは、競合他社とは一線を画す差別化アイテムを拡充し、ラインアップの多彩さで勝負を進める。 おつまみ系アイテムへの注力に加え、「タイパ」の時代に合わせたラインアップも用意。新たな成長の柱として、英国産クロテッドクリームの成長もさらに押し上げ…続きを読む
エフ アール マーケティングの24年2月期は、厳しい状況で推移しそうだ。価格改定の影響で商品回転が鈍り、為替の影響が追い打ち。「ル・ルスティック」ブランドの取扱数量も、400t程度にとどまることが見込まれる。ただし、「チーズは、ただ置いておくだけでは…続きを読む
東京デーリーの23年度上期は、主力カテゴリーが価格改定の影響で物量が振るわなかったものの、金額ベースでは前年並みでの推移となった。調理用途需要の高まりもあり、高付加価値シュレッド群が2桁増と成長。10月から展開を始めた塩分カットと脂肪カットのパッケー…続きを読む
野澤組の23年9月期チーズ部門は、金額ベースで前年比15%増となったが、物量ベースでは前年をとらえきれず着地した。 オランダ産「フリコ」ブランドを中心に、輸入コストの増加に伴う価格改定の影響が色濃く出た。 迎えた今期は、小売向けに新たなアソートシ…続きを読む
チェスコは下期、同社ならではの独自性を強めたカテゴリー戦略を展開する。今期(24年2月期)の注力方針であるデパート、直販、業務用、量販店の主力4業態での継続訴求に加え、各チャネル特性に合わせたアイテムを投下。専売品や期間限定品の効果的な施策を進め、販…続きを読む
ラクト・ジャパンは、市場におけるチーズ取扱量の減少に対し、引き続きネットワーク力を生かした長期的安定供給体制の強化を進める。 製造適性の高い機能性原料の展開も継続し、日本国内のニーズをつかみ、現地メーカーとともに開発。サプライヤー網の拡充も進め、差…続きを読む
◇サステナブルな酪農で高品質乳製品を育む アイルランド政府食糧庁(ボード・ビア)は、乳製品のグラスフェッド基準でハイクオリティーな乳製品生産・輸出を支えている。国家的サステナビリティプログラム「オリジングリーン」が制定から10年を迎え、安全で信頼性…続きを読む