ラクト・ジャパンの今期のチーズ事業は、各社小売向けアイテムが苦戦する一方、業務用で挽回している構図を反映している。下期も引き続き商社機能を駆使し、価格競争力の高いチーズの安定供給を推進。ネットワーク機能を生かした新しい産地の探索に加え、調達のタイミン…続きを読む
日本マイセラは25年度下期、チーズ需要の裾野拡大へ力を入れる。300を超えるSKUを要する同社の強みを生かし、多彩なチーズで35~100gの小容量ダイスカットパックの販促に注力。手に取りやすい価格帯で展開する。ユーザーの差別化ニーズにも対応し、幅広い…続きを読む
野澤組の上期(24年10月~25年3月)チーズ事業売上高は、金額ベースで前年を上回ったものの、物量ベースで未達となった。メーカー向けは大きく伸長したものの、加工食品・外食・小売向けが苦戦した。迎えた下期は、新たにイタリア・トスカーナ産ペコリーノ「ラ・…続きを読む
エフ アール マーケティングの24年度実績は、昨秋の価格改定もあり、厳しい一年となった。「ル・ルスティック」ブランド物量も2年連続で減少。一方、2月のスーパーマーケット・トレードショーで紹介したロングライフ(LL)の「リコッタ」や、「芳醇ペコリーノ」…続きを読む
チェスコの24年度(24年3月~25年2月)は、為替の円安進行やコスト増で厳しい調達環境が続いたが、ほぼ前年並みで着地した。重点業態と位置付けるデパート、直販SM、業務問屋、量販店の4業態個別の取り組み強化が奏功し、業績の底上げを達成した。迎えた25…続きを読む
チーズ市場は、国内消費が5年ぶりに増加に転じたものの、全体としては価格上昇で購買層の拡大が課題。ナチュラルチーズは高価格でも味重視で支持され、プロセスチーズは価格敏感な消費傾向が鮮明。家庭用ではクリームチーズやカマンベ […]
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●ミッション主導型企業の矜持胸に 世界126の国と地域で、六つのグローバルブランドと30以上のローカルブランドを展開するベルグループは、ミッション・レッド・カンパニー(mission-led company)の矜持(きょうじ)を胸に、各地の市場で長…続きを読む
チーズ市場の足踏みが続いている。食品全体が値上がりする中、ナチュラルチーズ(NC)、プロセスチーズ(PC)ともに複数の価格改定を実施してきており、購買許容価格の水域をはみ出しつつあるようだ。ロイヤルユーザーは引き続き購入意欲を維持しているが、市場の底…続きを読む
2024年度上期のチーズ市場は、家庭用で消費の潮目が再び変わりつつある一方、業務用は引き続き好調な推移となり、消費は総じて回復基調にあるようだ。生活者の財布のひもはますます固くなっており、支出の選択基準は厳しさを増して […]
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◇パリ・東京チーズ2都市物語 ●ツアーやワークショップなど ミュゼ・ド・フロマージュは、24年6月にオープンしたばかりのチーズに関する博物館だ。市中心部にある、ノートルダム大聖堂の隣の島・サン=ルイ島に位置し、チーズの伝統や歴史を学べるスペースだ…続きを読む