ナチュラルチーズ タイプ別構成比
チーズの1世帯当たり消費の推移
プロセスチーズ種類別構成比
23年度上期の家庭用チーズ市場は、金額ベースで前年を6~7%超えて推移した一方、数量は約1割減となった様子だ。22年度下期からの一連の価格改定の影響は消費マインドにズシリとのしかかり、嗜好(しこう)品とされるチーズは家計の優先順位を下げたと思われる。数量面では苦戦していることは事実だが、調理用途はコロナ禍で高まった「家ナカ消費」とは様相を変え、「生活防衛」「メリハリ消費」を根底にした喫食頻度の増加がみられている。 上期は、PC、NCとも数量を減らす
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22年度上期から1年半の間に複数回の改定を行ったチーズ市場は、生活防衛意識の高まりを背景とした消費マインドの変化のただ中にある。大手メーカーを含め、上期は単価上昇による増収効果はあったものの、物量面では大きく落ち込み。 […]
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