ヤマサ醤油は今12月期、「鮮度生活」300mlを浸透させている。主流の450ml、200mlと異なり、現代の小世帯の卓上、料理に適量と提案して支持され始めた。 売れ筋の「特選丸大豆」「特選生(なま)」のほか、塩分50%カットの「減塩しょうゆ」も成長…続きを読む
キッコーマン食品の9月までの今上期売上げは2.8%増で推移し、業務用がけん引した。家庭用もほぼ前年実績並み。トップブランドの「いつでも新鮮」で、大容量620mlが浸透した。今冬から王道の刺し身提案を行って試買促進。ごちそう需要をとらえる。 原材料高…続きを読む
醤油市場は23年、出荷量の縮小が進んでコロナ後の回復が見られない。値上げによるコスト吸収は途上であるものの、売価は着実に上昇。輸出や海外生産を増やし、付加価値を高めて、単価アップを実現する。消費の自然、出荷減を補って市場を継続する。(吉岡勇樹) 日…続きを読む
業務分野におけるマーガリン類は、主に製菓・製パン市場(以下、最終市場)の必須素材として重要な役割を担い、最終市場を下支えしている。生地への練り込みや折り込みにより、食感や風味、劣化防止などの面で最終メニューの価値を高めるほか、バター不足の際には安定供…続きを読む
23年度上期のマーガリン類市場(乳主原含むデイリーファット全体)は、金額ベースで前年を約3%上回って推移したもようだ。22年秋、さらに23年春の価格改定を経て、20年以来の回復基調にある。生活防衛意識が浸透する中、コストパフォーマンスの高さが再評価さ…続きを読む
マーガリン類は、家庭用ではパン向けはもちろん、多彩なフレーバー戦略や優れた使い勝手を生かした料理用途でも活躍し、業務用は製菓・製パンなど最終市場の必須素材として不可欠な存在となっている。家庭用と業務用では用途が大きく異なる同市場だが、食品業界屈指の技…続きを読む
キッコーマンは、マンズワインが造るプレミアム日本ワイン「ソラリス」の育成を加速し、今期(23年4月~24年3月)の販売額はブランド計で過去最高を狙う。 日本ワイン製造拠点の小諸ワイナリー(長野県)の設立50周年に合わせて、さまざまなイベントを実施し…続きを読む
日本酒類販売は、スペイン産の高品質スパークリングワイン(カヴァ)「コドルニウ」の育成を加速する。年末の最需要期に向けて、家庭用向けに景品付き商品を投入するなど、好調な販売をさらに伸ばしていく。 今期の販売(4~10月)は今春の価格改定により低価格品…続きを読む
サッポロビールは、日本ワインの旗艦ブランド「グランポレール」の提案を強化する。サッポロビールの原点でもある北海道に2地区のブドウ畑を持つ強みを生かし、北海道産ワインを前面に打ち出す。輸入ワイン「イエローテイル」は、来年で「日本上陸20周年」を迎える。…続きを読む
国分グループ本社は、引き続き中・高価格帯ワインの提案に力を入れる。高品質ワインの物語性や魅力を強く打ち出し需要を開拓。好調な販売をさらに伸ばし、23年の年間販売は過去最高を更新する見込み。 1~10月の販売実績は前年比6%増(金額ベース)と好調だっ…続きを読む