5月28日に発行される中部流通特集の中で、今年もインバウンドに関する企画ページを設けた。昨春から名古屋で外国人観光客を多く見掛けるようになったが、新型コロナが5類感染症に移行して1年が過ぎ、当地域はインバウンド消費に沸いている▼「沸いている」のは、セ…続きを読む
各社の決算発表をみて気になるのは、今期の想定為替レートが軒並み1ドル150円程度と、足元の水準から大幅にかい離していることだ。もちろん今後の米国のインフレ鈍化と、日銀の金融政策の正常化を織り込んだ予想でもあろうが、果たして適切な予想だろうか▼政府の後…続きを読む
挑戦者の話は心を打つ。NHKのTV番組「新プロジェクトX~挑戦者たち~」が始まった。昭和を振り返り話題を呼んだ番組を、失われた時代と呼ばれた平成の世に光を当てて復活させた▼主題歌「新・地上の星」は音域を高くして歌うと中島みゆき。無名の挑戦者を取り上げ…続きを読む
日本海沿岸のニシンが豊漁だ。漁獲量(4月末)は6539t。1999年以降で最多となった。さらなる回復に期待が高まる。北海道では96年から毎年300万匹規模の稚魚放流を継続してきた▼ニシンは春告魚。まだ冬の寒さが残る北国の春がシーズンだ。数の子や身欠き…続きを読む
食を通じた健康生活に寄与する健康関連食品。中でも、特定保健用食品(トクホ)や機能性表示食品、などの制度型健康食品は信頼性の高さで必須の市場だ▼発足9年目の機能性表示食品が転換期を迎えている。小林製薬の紅麹問題を受け、消費者庁は専門家による安全基準を軸…続きを読む
TVで『異人たちとの夏』(88年)を見た。40代を迎えた主人公が12歳で死に別れた若い両親の幽霊と夏を過ごす。全盛期の浅草・国際劇場の向かいで育った脚本家・山田太一原作で、故郷への思いがあふれる▼片岡鶴太郎演じる父役が快演で、キャッチボールしながら息…続きを読む
かつては神戸一にぎわった元町商店街も、コロナ禍で老舗店舗の退店・廃業が相次いだ。最近はインバウンド需要の回復に伴って、にぎわいが復活している。中でも多くの人を呼び込んでいるのが3月にオープンした「ごちそう焼むすびおにまる」だ▼看板メニューの「ごちそう…続きを読む
「タイガー・ジェット・シンを覚えている(知っている)だろうか?」とこのコラムで書いたのは2021年だった。その時は、東日本大震災の被災地支援に対して、日本政府から感謝状が贈られた。それから3年、今度は旭日双光章を受章した▼昭和プロレスファンとしては、…続きを読む
「現代はストレス社会」といわれて久しい▼厚生労働省の令和2年「労働安全衛生調査(実態調査)」によると、仕事や職場に関することで、強い不安やストレスとなっていると感じる事柄がある労働者の割合は54.2%と半数以上を占めた▼またストレスがたまることで生じ…続きを読む
息子がFRANCK MULLER GENEVE(FM)のクッキー12枚7000円也の代物を、GINZA SIX(GS)で買ってきた。時計は買えないので、クッキーを買って銀座を闊歩(かっぽ)してきたとご満悦だ。こちらは腰を抜かしそうである▼職場は銀座に…続きを読む