国産原料が強みのあづま食品は、フレーバー商品に注力する。差別化を意識しながら、既存商品の強化と新商品の開発で全体の底上げを図る。 発売から20年を超えるフレーバー商品のロングセラー「おろしだれ納豆」は、もっとおろし感がほしい、袋に残ってしまうという…続きを読む
納豆トップメーカーのタカノフーズは、今春に「やみつきからし納豆」を新発売する。「からしが物足りない」というユーザーからの要望に応え、納豆とからしという定番の組み合わせを深掘りし、ベストマッチなコンビとして提供する。通常のからしは洋風マスタードに近い酸…続きを読む
Mizkanは2月29日から「金のつぶ たっぷりおだし」を発売し、若年層に人気の食べやすさを高めた。主力品で20~30代から好まれている「たれたっぷり!たまご醤油だれ」「パキッ!とたれ とろっ豆」の製造技術を結集した。機能性表示食品の「納豆効果 腸内…続きを読む
筑波大学がタカノフーズとの共同研究で、納豆が動脈硬化を抑制するメカニズムを解明した。実験で携わった筑波大学の濱田理人准教授(医学医療系解剖学発生学研究室)に、研究の成果や今後の方向性などについて話を聞いた。(志賀愛美) ●メカニズムを解明 --共…続きを読む
アメリカ大豆輸出協会(USSEC)によると、23年の米国産大豆の収量は前年並みだった。シカゴ穀物相場の高止まりは続いており、引き続きひっ迫ぎみの供給状況とともにNon-GMO(非遺伝子組み換え)大豆生産者に払うプレミアム価格(付加金)が高騰している。…続きを読む
総務省家計調査によると、23年の全国1世帯当たりの消費金額は4492円で、前年比約6.5%増となった。納豆連による23年1~12月の市場規模は金額ベースで2695億円(前年比約8.3%増)、全体の2.5%を占めるとされる業務用を除く家庭用は2627億…続きを読む
財務省の貿易統計によると、23年1~12月の納豆の総輸出数量は前年比約4.6%減の299万7753kg、金額ベースでは同約2.7%減の17億2315万4000円だった。23年8月からの中国の水産物輸入規制や円安の影響で、順調に拡大していた輸出の勢いが…続きを読む
全国納豆協同組合連合会(納豆連)によると、業務用を含めた2023年の納豆市場の規模は前年比約8.3%増の2695億円だった。23年3月にタカノフーズをはじめとする各社が一斉に値上げを実施し、金額・数量ベースともに前年を上回った。しかし世界的な混乱と円…続きを読む
◇紅茶メーカー動向 森永乳業の23年度「リプトン」ブランドは、前年を10%程度上回って推移している。3月にロイヤルユーザーからの声を受けて再刷新した「ミルクティー」がけん引し、近年続いていた苦戦状況から回復に転じた。来年度も成長継続を目指し、AI(…続きを読む
◇紅茶メーカー動向 名糖産業の今期(23年4月~24年1月)粉末飲料部門売上げは、前年比8%増で推移している。粉末部門のメーンブランドである「スティックメイト」シリーズが同7%増、ココア類が同2桁増と全体をけん引している。昨年9月に値上げを実施した…続きを読む