●レンジでパスタが茹でられる無二のソース 時短、簡単の生活者価値を実現 永谷園が23年3月13日に発売した「パキット」は、電子レンジでパスタを茹でるソースという、唯一無二の価値を生み出した。お湯で茹でる固定観念にとらわれず、特許製法を開発した。洗い…続きを読む
●監修企業のファンの心つかむ シリーズ5品全体での訴求に強み 「天下一品京都鶏白湯味」は、開発着手から約2年をかけて仕上げた、2023年発売の商品。同社で堅調に推移する名店監修鍋スープ。これに対して、関西市場ではご当地企業の監修品を求める声が目立っ…続きを読む
●「サッポロ一番」初の減塩タイプ 袋麺の減塩カテゴリー創出へ サンヨー食品は2023年8月28日に、袋麺の基幹ブランド「サッポロ一番」で、健康ニーズに対応した減塩タイプの商品を発売した。 「サッポロ一番」シリーズ初の減塩商品であることとあわせて、…続きを読む
●“免疫ケア”で潜在需要を創出 新しい健康習慣をサポート キリンの独自素材『プラズマ乳酸菌』を配合した機能性表示食品として23年3月に発売。健康な人の免疫機能の維持をサポートする商品で、100mlのPETボトルを皮切りに、6本パックや200mlの自…続きを読む
●王道にして最新のカレーを訴求 エスビー100年の集大成 日本で初めて国産カレー粉の製造に成功したエスビー食品が2023年に創業100周年記念商品として発売した「S&B 赤缶カレーパウダールウ 中辛」(以下、「赤缶カレーパウダールウ」)は、同社事業…続きを読む
●開発制限を解いて市場拡大 本格四川で新規需要 味の素社が23年8月19日に発売した「Cook Do」〈極(プレミアム)麻辣麻婆豆腐用〉は家族向けといった開発のリミッター(制限)を解除し、市場拡大を果たした。従来品の10倍以上の花椒(ホアジャオ)を…続きを読む
●香りで初めて差別化 成熟市場を活性化 アサヒ飲料が23年4月4日に発売した「颯(そう)」は、PETボトルの緑茶で初めて、香りで差別化した。香りへのニーズの高まりをとらえ、華やかな微発酵茶葉を使用。特に若年層から支持された。年間目標を上回る560万…続きを読む
●講評:特徴ある多様な5商品を選定 選考委員長:農林水産省農林水産技術会議元事務局長 岩元睦夫 日本食糧新聞社制定、令和5年度「第37回新技術・食品開発賞」選考委員会は、23年12月7日、日本食糧新聞本社・食情報館で開催された。9人の選考委員によ…続きを読む
●生活の質・簡便性向上など技術革新光る5品が受賞 日本食糧新聞社制定、令和5年度「第37回新技術・食品開発賞」選考委員会が23年12月7日、東京都中央区の食情報館で開催された。ノミネートされた有力候補を対象に厳正かつ慎重な審査が行われ、5品の受賞商…続きを読む
◆令和5年度(第42回)「食品ヒット大賞」選考経過報告 選考委員長・亀井昭宏 ●「ヒット大賞」該当食品なし 令和5年度「第42回食品ヒット大賞」選考委員会は、例年とほぼ同じ23年11月29日に、代理出席を含めた委員7人の出席を得て開催された。 …続きを読む