●高値に拍車掛かり家計直撃 新米の季節が到来したが、8月に売場からコメが消える異常事態に陥ったことで、高値に拍車が掛かり、家計を直撃し始めた。産地が卸業者に販売する相対取引価格(60kg当たり・全銘柄平均)は8月、前月から507円高い1万6133円…続きを読む
◆23年は450億円規模に 国内プラントベースフード(PBF)市場では第2次成長期へ向けた助走局面を迎えているが、第1次成長期でみえた“課題”と“伸びしろ”に対し、どうアプローチを進めていくかが重要となる。全方位的な価格改定(値上げ)の定着、訪日外…続きを読む
●植物性原料の新テイスト 池田糖化工業は、“PBFをよりおいしくしたい”という思いを込めて昨年3月から業務用プラントベース製品の素材ブランド「プラントdeリッチ」を発売しているが、同ブランドに植物性原料でキャラメル味を付与する素材「キャラメルテイス…続きを読む
●ソラマメタンパク質も訴求 日成共益はプラントベースフード向けにソラマメタンパク質を訴求、カカオパウダー不足の代替に「キャロブパウダー」の提案を始めた。既存品では溶解性の良さを売りにしたビール粕タンパク質「EverPro BR」や製造現場のハンドリ…続きを読む
●幅広い用途で採用進む 小川香料は、自然な調理香と深い味わいのあるコクおよびうま味を呈する、動物性原料不使用のうま味調味料「OGテイスト」シリーズを、主にプラントベース食品(PBF)や畜肉加工品向けに提案している。高力価で少量添加でも風味を増強する…続きを読む
●プラントベース刺し身 タイショーテクノスは、同社が保有するゲル化剤や着色料の知見を駆使して、プラントベースでの刺し身を作ることができるミックス粉を開発し、惣菜メーカーなどに提案する。マグロ赤身、ネギトロ、大トロ、サーモンに対応でき、来年春の発売を…続きを読む
●ソリューションを強化 三栄源エフ・エフ・アイはプラントベースフードの課題に対して、食品添加物などを通じ顧客のニーズを踏まえたソリューションの提案を強化している。 豆乳やアーモンドミルク、オーツミルクといったプラントベースミルクには、増粘剤製剤「…続きを読む
●「botanova」で上市 ミヨシ油脂が展開する「botanova(ボタノバ)」は、技術力により動物性油脂の特徴や魅力を植物由来で再現する素材(加工油脂)ブランド。バターやラード、牛脂の各風味製品に加え、23年夏からは世界初(本紙調べ)となる「鶏…続きを読む
●横断型「Poff」を展開 月島食品工業は、プラントベースメニュー作りをおいしさと機能の面から支援する横断型ブランド「Poff(ポフ)」をグループ連携で展開している。植物性のバターや生クリーム(ホイップ)、ラード、さらにはカスタードなど多彩な製品を…続きを読む
●プロテインパウダー拡大 創健社では自然・環境に配慮し、健康価値に優れた商品群を数多く展開している。プラントベースフードの特徴を持つ植物由来食品は40年以上前から取り扱っており、現在、関連商品はロゴマークを付けて販売。24年9月現在、商品数は実に5…続きを読む