●ポジション確立へ足場を ヤクルト本社は10月から、植物素材利用食品市場へ本格参入した。業務提携を結ぶポッカサッポロフード&ビバレッジ(ポッカサッポロ)の植物性ヨーグルト事業を取得し、新たに「豆乳の力」ブランドを立ち上げた。乳製品や健康食品などを本…続きを読む
●共創による課題解決も 丸大食品は2017年から大豆ミート商品の販売を開始、これまでさまざまな製品を発売している。発売当初は味や食感、香りの面で改善すべき課題もあったが、現在ではその課題も解消されつつあり、消費者の評価も高まりつつある。しかし、消費…続きを読む
●素材・加工品の事業拡大 ニップンがプラントベースフード市場で展開する「ソイルプロ」ブランドは着実に成長している。同社では、健康や環境に配慮した取り組みの一環として“豆腐由来の植物性タンパク素材”「ソイルプロ」の拡販に取り組んでおり、10月に5年目…続きを読む
●グローバル市場も視野 日本ハムの大豆ミート関連商品は現在、主力のナチュミートシリーズの5アイテム(フィッシュフライ、から揚げ、ハムカツ、メンチカツ、ハンバーグデミグラス風)のほか、コンシューマー商品ではプルコギ風サンドなども展開している。食資源の…続きを読む
◇市場への普及と認知拡大図る プラントベースフードの中核分野として多岐にわたるメニューや食シーンを包括する、大豆ミート。プラントベースフードの先駆者的存在に位置付けられる同市場だが、マルコメ、スターゼン、伊藤ハム米久ホールディングス、日本ハム、大塚…続きを読む
◇進行する動き・技術 ●日清オイリオグループと東北大解明 飽和脂肪酸含有の植物油から 飽和脂肪酸を含む植物油を加熱すると動物性食品のおいしさに関係する香気成分が生成されるメカニズムを、日清オイリオグループと東北大学の研究グループ(仲川清隆教授代表…続きを読む
◇進行する動き・技術 ●ミヨシ油脂「ネクストフードラボ」調査 健康志向や環境低負荷などにより注目を集めるプラントベースフードだが、ユーザーの開拓や定着の面では課題も多い。ミヨシ油脂ではプラントベースフードに関する消費者調査を実施、新事業・新商品開…続きを読む
◇進行する動き・技術 ●継続開発で商品育成 CVSは植物由来の原料使用の商品をシリーズやブランドで展開して環境配慮を訴求する。各社とも継続して商品開発を進めており、サステナブルな商品として育成していく構えだ。 セブン-イレブン・ジャパンは環境配…続きを読む
◇進行する動き・技術 ●共感広げる売場推進 スーパーの店頭に並ぶ植物由来フードは、各カテゴリーの代替食として品揃えが増えるだけでなく、ライフスタイル商品の一種として集合展開する事例が増えている。 ここでいうライフスタイル商品とは、価格やおいしさ…続きを読む
●ヒント探りニーズ発掘を わが国のプラントベースフード(PBF)は、将来的に予想されている第2次成長期へ向け、助走の歩幅を広げつつある。参入企業では着々と技術面での蓄積を進めているほか、生活者接点の多いスーパーやCVSでも独自の取り組みを行っている…続きを読む