今年1~7月累計の食肉加工品生産量は、次の通り(カッコ内前年比)。 ▽ハム5万1402t(7.5%減)▽プレス1万1868t(0.7%増)▽ソーセージ16万8908t(2.1%減)▽総合計27万9599t(4.2%減) 価格改定により一品単価は上…続きを読む
食肉加工品業界では原材料や副資材、原油などの高騰の影響で2022~24年春秋にかけて計6回の価格改定を行った。25年も原材料価格の高止まりや、物流費高騰などのコストアップの状況に変わりはないことから、メーカー各社は今春も7回目の価格改定を実施している…続きを読む
カゴメは「ナポリタン」を戦略メニューと位置付け、「焼きケチャップ」の浸透などを通じ、トマトケチャップのさらなる使用量拡大に取り組んでいる。2024年11月からは「ナポリタン」の需要喚起を図る「ナポリタンスタジアム2025」を開催、7月1日には一般参加…続きを読む
ナガノトマトは、自社開発の長野県産ブランドトマト「愛果(まなか)」の生産に取り組むなど、地域とともに多彩なトマト加工品を展開する。激しい競合が続くケチャップ市場では家庭用、業務用ともに「つぶ野菜」シリーズが好調だ。 細かく刻んだ玉ネギ、ニンジンなど…続きを読む
キッコーマン食品は「ギュッと濃縮うらごしトマト200g」「洋食おまかせ」といった新商品の発売を積み重ね、需要増に応えている。節約志向や調理の時短ニーズに合わせて品揃えを拡充。単価アップの輸入品からの需要シフト、家庭内調理での洋食人気を促進した。前3月…続きを読む
カゴメの「カゴメトマトケチャップ」は今期も堅調に推移する。新たな調理用途としての「焼きケチャップ」の浸透拡大や戦略メニューとして提案する「ナポリタン」などでの使用量拡大などが奏功している。下期も好調な「ナポリタン」などのメニュー戦略を継続するとともに…続きを読む
トマトケチャップやホール・カット缶、トマトソースといったトマト加工品の市場規模は25年も400億円を超える見込みで推移する(カゴメ調べ)。同市場はケチャップが6割、缶2割、ほかソース類などで構成される。トマト原料高騰や気候変動に由来する猛暑や雨不足な…続きを読む
大塚食品が展開する「ボンカレー」は、「麺」と「ご飯」両方で楽しむ新たなカレー体験を提案する。1日に、3種の和だしとコク深いカレーの調和が楽しめる「旨みを味わう和のボンカレー こだわりだしの和風カレー」を新発売した。レトルト食品のパイオニアとして、多様…続きを読む
明治屋は「Myコンビーフ スマートカップ」シリーズで、SNSを通じてレシピ提案を進める。レンジで簡単に調理できる利点を打ち出し、同シリーズの需要の活性化を図る。また、創業140周年にちなみ、1933年発売の缶詰「ウィンナーソーセージ」の提案にも力を入…続きを読む
テーブルランドがトップシェアを誇る瓶詰の定番アイテム、なめ茸。「ご飯のお供」として、半世紀以上にわたり家庭の食卓を中心に親しまれているが、ここ数年はプラスチック製ボトル容器の製品がシェアを広げており、同社も「ボトル入りなめ茸」「とろ~りなめ茸」などボ…続きを読む