ニッスイの缶・瓶詰を含む常温食品事業は今期、4~7月期売上高が前年同期比微減で推移した。水産缶詰は値上げの影響が大きく、主力のサバ缶が苦戦、サンマ缶は回復傾向にある。好調を維持していたサケほぐし瓶詰は、コメの価格高騰に伴うご飯関連商品の販促減少の影響…続きを読む
レトルト食品市場は、調理の簡便化や節約志向により全体として好調を持続している。日本缶詰びん詰レトルト食品協会による24年(1~12月)の生産量は49万9247tとなった。今年から同協会が集計方法を変更したことで比較はできないが単純に前年と比べると33…続きを読む
瓶詰市場は主力のジャムの消費回復が進み、パン食とヨーグルトの需要増に応じている。値頃感のある紙カップとともに大瓶に消費が集中し、瓶詰が伸長。海苔佃煮は昨秋からのコメ高騰が悪影響を及ぼし、ジャムと明暗を分けた。ジャム、海苔佃煮ともに原料高、価格改定は続…続きを読む
食品缶詰業界(飲料を除く丸缶)は、21年からの長い値上げラッシュを経て、厳しい減益のトンネルを脱しつつある。ただ明確な回復軌道に入ったとは言い難い。コメ価格高騰などで節約志向の逆風は強く、多くが収益バランスの不安定化に直面。カテゴリーによっては今春ま…続きを読む
缶詰・瓶詰・レトルト食品業界は今期も、厳しい事業環境下に置かれている。円安や原材料・包材価格の高騰に加え、国内外の人件費、物流・エネルギー費の上昇などを背景に2025年上期も値上げが続いた。他方で、コメの価格高騰が消費者の節約志向を加速させ、特にご飯…続きを読む
◇地域食品産業貢献賞 霧島酒造は来年創業110周年を迎える企業。本格焼酎を中心とした酒類の販売、製造、レストラン事業を行う。本格芋焼酎に関しては、原料芋は九州産100%、原料米は国産100%にこだわり、霧島裂罅(れっか)水を使用。生産拠点は5工場す…続きを読む
◇地域食品産業貢献賞 上万糧食製粉所は、1928(昭和3)年に故上野万平氏が広島市西区で製粉業を始め創業された。「ウエマン」の社名は創業者の名前に由来する。その後、47(昭和22)年に有限会社上万糧食製粉所を設立し、61(昭和36)年に株式会社上万…続きを読む
◇地域食品産業貢献賞 自然の恵みから成る酪農業への感銘を創業の原点とし、地域酪農家とともに作る牛乳・乳製品により「酪農乳業の発展」と「生活者の健康増進」の好循環を生み出してきた日本酪農協同。70年以上の時を経た今も変わることのない協同の精神の下、栄…続きを読む
◇地域食品産業貢献賞 ぼんちは「ぼんち揚」「ピーナツあげ」をはじめとするあられ、せんべいなどの製造・販売を行う米菓メーカー。一粒一粒のコメと真摯(しんし)に向き合う“一粒主義”の下、創業から受け継がれてきた技法や伝統を守りながら、それぞれの時代に合…続きを読む
◇地域食品産業貢献賞 三共食品は1975年、愛知県豊橋市で誕生した。創業者の中村俊策氏(中村俊之代表取締役の父)が天然調味料事業を立ち上げたのを皮切りに、乾燥野菜や調味料エキスの製造からスタート。80年代に売上高10億円を突破した後も堅実に成長を重…続きを読む