近年、妊娠中の女性(プレママ)や授乳中の母親をサポートする商品・施策の展開が活発化している。妊娠期に生じる身体の不調や負担の軽減を目指し、フィジカルに加え、メンタル面での支援も充実に向けてさまざまな取り組みが進む。「異次元の少子化」対策として経済面で…続きを読む
日本ケロッグの25年シリアル事業戦略は、引き続き健康意識の高い消費者を主要ターゲットとして、戦略的主力製品への継続投資を推進する。特に栄養価の観点を強化し、同社独自の付加価値を提供することで、価格以上の価値を実感できる製品開発とマーケティングに注力。…続きを読む
カルビーの25年3月期第3四半期(24年4~12月)までの国内シリアル事業は、売上高が227億2100万円で前年比16.6%増となった。定番商品「フルグラ」の伸長継続と、企画商品の投入が間口拡大に貢献。シリアル売上げナンバーワンブランドとして、市場全…続きを読む
日本食品製造は日本で初めてコーンフレーク、オートミールを製造したシリアルメーカー。1918(大正8)年に設立。「自然の良さをそのままに」を基に、基本方針として「常に安全かつ高品質で、安心できる、健康的でシンプルな製品を北海道から提供すること」を掲げて…続きを読む
日清シスコの25年3月期第3四半期(24年4~12月)までのシリアルカテゴリー実績は、好調に推移した。値頃感のある「シスコーン」と、バリエーション豊富な「ごろグラ」の同時伸長が奏功した。 同社では昨年に引き続き各ブランドの価値を店頭やWeb、TVC…続きを読む
24年は記録的暖冬から始まり、夏(6~8月)も7、8月の記録的な高温により、1898年の統計開始以来、2年連続で高温の記録を更新した。秋(9~11月)もまた、統計開始以来1位の高温となった。特に9月と10月の全国の平均気温は、平年より2度C以上高く、…続きを読む
2024年のシリアル市場は、金額・数量ベースともに好調に推移した。特にグラノーラは、売上げ・数量ともに10%台の伸長で、シリアル市場全体をけん引した。コロナ禍の市場急拡大後、22、23年と軟調で推移していたが、ようやく日常生活が戻ったことで、時短や簡…続きを読む
厚生労働省が3月7日に発表した「人口動態統計月報(概数)」によると、24年1~10月の乳児死亡率(出生1000比)は1.8%で、ほぼ前年並みとなった。1899年の調査開始以来、最小の水準を維持している。 日本における乳児死亡率・新生児死亡率は、妊産…続きを読む
24年度の乳児用調製粉乳(乳粉)市場は、前年に引き続き金額・物量とも伸長基調にある。少子化で乳児の数自体は減っているものの、共働き世帯の増加、母親の早期復職、父親の育児参加の増加など、子育てを取り巻く環境や意識が変化を続ける中で、利用率は高まっている…続きを読む
フォローアップミルクは引き続き厳しい状況が続いている。乳粉や液体ミルクと異なり、子どもの成長において必ず必要とされるアイテムであるという認識が弱く、価格改定の影響も重なっている。必要性の理解促進が弱まっている感も否めず、あらためて価値訴求が求められて…続きを読む