●輸送費など高騰も懸念 国城産業は「ぜいたく三昧」「ぬか漬け体験」などを製造販売する、いりぬかの元祖メーカー。24年は野菜の値段が高止まりになっていることに加え、他製品の値上げ報道による買い控えと思われるような推移はあるものの、前年と大きな差は出て…続きを読む
伊勢惣は「麹屋が作った熟成ぬか床」を1日に発売した。発酵による自然のうまみが味わい深いぬか床で、調味料などは不使用。自社製造の麹発酵調味料を使用している。乳酸菌、酵母が生きている生のぬか床で発酵熟成済み。袋で漬けるだけでぬか漬けができる。 商品開発…続きを読む
日本いりぬか工業会は2月10日、25年度通常総会を東京・中央区の日本食糧新聞社「食の間」で開催した。総会では24年度の事業報告や決算報告に続いて、事業計画および予算を承認した。また、昨年実施の「ぬか漬けアイデアレシピ募集キャンペーン」の結果について報…続きを読む
24年のいりぬか・ぬか漬けの素市場は、天候不順や猛暑などによる生鮮野菜高騰の影響を受け、市場全体が伸び悩んだ。野菜価格の高騰で消費者の買い控えが進み、出荷数量・金額とも低調だった。一方、物価が高騰し節約ムードの中、「手作り」が一つのキーワードとして注…続きを読む
●「太ちくわ」リニューアル ニッスイの練り製品・フィッシュソーセージ事業は、今期4~12月累計売上高が前年同期を上回った。昨秋からフィッシュソーセージの人気が再燃し、同社でも前年比12%の売上げ増となり全体をけん引。練り製品も「速筋タンパク」シリー…続きを読む
昨年、創業100周年の節目を迎え、次の100年へ向けて歩き出した堀川の25年5月期は、ほぼ予算通りの着地を見込む。今春夏の新商品では、「厚焼き笹かまぼこ」「同(茶豆入り)」がボリューム感と味で高い評価を受けている。また、同社としては初めてチャレンジす…続きを読む
1月に創業60周年を迎えた一正蒲鉾は、春夏に向け多様なキャンペーン企画を展開する。同社練り製品の多面的な価値をあらためて伝える取り組みを通じ、企業価値のさらなる向上につなげる考えだ。 3月から実施した包括値上げを踏まえ、主力品「サラダスティック」の…続きを読む
紀文食品は25年春夏の新商品として、練り製品19品、惣菜6品の計25品を2月24日から順次、エリア別または全国で発売している。 今回、中長期的な商品施策テーマとして、(1)おいしさと健康の両立を目指した「紀文=健康」のイメージ確立(2)賞味期間の延…続きを読む
量販店を主戦場とする家庭用の水産練り製品は、3月から主要メーカーが軒並み包括値上げを実施する事態となった。予想される売上げ数量の減少を回避するため、各社は生産効率や利益率が高く、知名度のある主力商品に販売を重点化する方針とみられる。 円安やすり身原…続きを読む
奥本製粉の24年4月~25年1月のパスタ販売状況は、数量ベースで前年比、計画比ともに増加している。業務用の数量増加によるもの。一方、家庭用は計画並みで推移するも前年比では微減となっている。 商品別で見ると、家庭用ロングパスタが、前年比では微減となっ…続きを読む