◇大手メーカー秋冬戦略 UCC上島珈琲は、今秋冬、金額や個数、容量とも伸長するなど、間口が拡大する豆製品に着目し、さらなる成長を目指すべく、「珈琲探究」と「UCC GOLD SPECIAL PREMIUM」の2ブランドのリニューアルを実施している。…続きを読む
25年度上期のインスタントクリーミングパウダー(ICP)市場は、引き続き漸減傾向が続く。生活者のブラック飲用志向の高まりや、ICP用途の最も大きいインスタントコーヒーの飲用杯数減少が継続していることから、今後もダウントレンドは継続すると見込まれる。た…続きを読む
紅茶カテゴリーでは、外食市場を中心に、紅茶に関する話題が活性化している。大手カフェチェーンによる紅茶特化店の店舗増加や大手CVSにて本格紅茶が専用マシンで楽しめるカウンターティーの登場など、既存の紅茶ユーザーに加え、新たなユーザーとの接点拡大が期待さ…続きを読む
コーヒーカテゴリーでの「一杯の重みや大切さ」はさらに顕著になると推測される。「コーヒーの2050年問題」などの気候変動による“コーヒーの持続可能性”への対応が叫ばれる現状下、需給バランスの乱れなどから、コーヒー生豆相場の高値推移は今も継続しており、予…続きを読む
コーヒーや紅茶、コーヒー用クリームを取り巻く市場環境は、今秋冬も厳しい状況が続くと予想される。加えて、気候変動やEUDR(森林破壊防止規則)をはじめとする欧州連合(EU)の新規制など、コーヒー生産国への影響も大きいと聞く。コーヒーに限らず、各カテゴリ…続きを読む
九州ではフリーズドライ食材として、国産原料を使ったものへの引き合いは高い。ただ一方、九州は農産物の一大供給基地でもあるが、「九州産」へのニーズはそれほど大きくない。即席麺向けでは現在、フリーズドライの高菜漬けの利用が伸びている。また即席味噌汁向けのか…続きを読む
宮崎商会は1961年に食肉加工メーカーとして創業し一昨年にフリーズドライ(FD)設備を導入した。今年から日本凍結乾燥食品工業会に入会し、FD事業に注力していく。宮崎圭師社長にFD事業開始の経緯や今後の展望などを聞いた。(高木義徳) ●食肉加工の知見…続きを読む
コスモス食品の家庭用フリーズドライ(FD)製品は24年9月から25年8月までの前年比で9%増と伸長している。特に味噌汁が好調で同35%増と伸長した。近年は簡便性を求める消費者が増加していることで、食卓登場頻度の高い味噌汁が増えている。また消費者のFD…続きを読む
ハチ食品の今上期FD事業は、前年比30%増と好調に推移している。昨年春からスタートしたFD事業は、グループ化前の市場在庫調整に期初こそ苦慮したものの、夏ごろからHACHIブランドが浸透して初年度は売上高25億円で着地。今期も食べるスープ提案や新たな味…続きを読む
宝幸のフリーズドライ(FD)家庭用製品は直近1年間で前年比1%増と微増で推移した。「たまごスープ」(5食、10食)、「オニオンスープ」(4食、10食)、「野菜のおみそ汁」(10食)などを中心として展開している。「たまごスープ」「オニオンスープ」類には…続きを読む