◇減塩・野菜摂取増を促す 日本高血圧学会(JSH)は昨年10月、高血圧の予防や管理への有用性が期待される「尿ナトカリ比」に関するステートメントを公表した。尿ナトカリ比は、減塩とカリウム摂取増加の指標として、今後JSHとしても情報発信に注力していく。…続きを読む
日本高血圧学会(JSH)減塩・栄養委員会は、高血圧をはじめとする生活習慣病の予防・改善のための取り組みの一環として、2013年から「JSH減塩食品リスト」を作成・更新している。同リストは、減塩の必要性・重要性の普及啓発、手軽に減塩できる選択肢の一つと…続きを読む
厚生労働省所管の国立循環器病研究センター(国循)が推進するかるしおプロジェクトの輪が広がりつつある。国循のお膝元での生活者、食品業界や機関への啓発活動やイベントにとどまらず、昨年11月からは全国5ヵ所で市民向け体験型・循環器病予防啓発イベント「かるし…続きを読む
◇流通業界の取り組み 国分グループ本社は16年にヘルスケア統括部を新設し、健康関連ビジネスの一環として減塩カテゴリーを継続的に育成している。近年は共創圏による活動も広まり企業や自治体との連携により、学校給食や社員食堂への減塩レシピの提供や出張授業を…続きを読む
◇流通業界の取り組み アクシアル リテイリングは各部門、あるいは部門横断でさまざまなPBを展開している。その中で「健康」を重要な取り組みと位置付けており、減塩に対してはうまみや素材の味を前面に押し出した「だし香る」シリーズを中心に展開。単なる減塩で…続きを読む
●イノベーション大賞の特別賞に キリンホールディングスと明治大学は、科学技術と経済の会が主催する第12回技術経営・イノベーション大賞で、食器型デバイスの「エレキソルト」の開発や事業化、減塩推進の取み組みなどが評価され、選考委員特別賞を受賞した(25…続きを読む
●ウェアラブルデバイスで実現へ 味の素、東京大学大学院、お茶の水女子大学の3者は、共同研究で経皮電気刺激を活用して食品の味を調整する新しい概念「電気調味料」を世界で初めて開発している(24年9月10日発表)。 電気調味料は、下顎前部および首後部へ…続きを読む
日本の高血圧者は4300万人という推測もあり、実に成人の3人に1人、高齢者の3人に2人に及ぶともいわれる。高血圧は脳卒中や心臓病につながるリスクがあることから、高血圧の予防と治療は国民的な課題として位置付けられている。特に食塩の過剰摂取は、重要なリス…続きを読む
◇トピックス 秋本食品は6月11日、「第45回全国漬物・惣菜展示見本市」を東京流通センター(東京都港区)で開催した。「お漬物で体イキイキ生活」をテーマに、近年の健康志向の高まりや免疫への関心などの観点から漬物を紹介した。例年2日間だった開催期間を今…続きを読む
◇トピックス 浅漬け・野菜加工食品の製造販売を行うアキモは、漬物業界の中でも率先してDXに取り組んでいる。6月3日、日本食糧新聞社主催の「食品ニューテクノロジー研究会」が年に1度実施している見学会セミナーで、同社の本社工場(栃木県宇都宮市)とカルビ…続きを読む