シマヤは昨年の「シマヤだしの素」発売60周年時に立ち上げた「自由だし」のコンセプトを継続して前面に押し出し、キャンペーンやWeb広告などの多彩な販促で使用頻度と認知度アップにつなげる。「かけても、混ぜても、自由だし」のコピーとともに、粉末ならではの汎…続きを読む
味の素は品質、汎用の両面訴求が奏功して25年3月期、久しぶりに増収した。「ほんだし」専用の鰹節を使った味わい、味噌汁やさまざまな和食メニューをおいしくする商品力が消費者に浸透した。高付加価値の「休日だし。」売上げも上乗せした。8月には「ほんだし」をリ…続きを読む
だしの素は鰹節をはじめとした乾物原料を顆粒、粉末にして軽量、安価、簡便なだし取りを実現し、底堅い需要を得ている。だしそのものは低塩、低脂肪でさまざまな食材の味わいを引き出し、栄養豊かな食生活が送られる、絶対的な健康価値を持つ。市場はだし取り需要を基盤…続きを読む
こめ油は癖がなく、さまざまな使い方で楽しめ、油汚れ・油酔いの少なさ、酸化安定性に優れ、プレミアムクッキングオイルとして優れた特性を持つが、市場拡大の機転となったブーム創出の大きな要因の一つに、優れた「栄養(健康)価値」がある。玄米を精米した米ぬかから…続きを読む
こめ油トップの築野食品工業は、今期(1月期決算)も堅調に推移し、こめ油の健康性や使い勝手の良さに対する認知が広がる中、確実にリピーターが増加している。「お米の油は、つの食品」の訴求を強める中で、業務用商品にも家庭用と同じく、「つの」を象徴する鹿のイラ…続きを読む
ボーソー油脂は国産米ぬか使用の定番製品「米油」を展開、東日本で高いシェアを持つ。同品は高い品質・おいしさはもちろん、容器・容量面でも国内屈指のラインアップを揃え、市場をけん引。また、国内最大級のこめ油レシピ「ボーソー米油でつくる、おいしいレシピ」を展…続きを読む
米ぬかを原料とするこめ油は、素材の味を生かす癖のなさや長持ち性、調理時の油酔い・ベタつきの少なさ、優れた栄養価値など多岐にわたる特性が支持され、食用油屈指の万能選手として規模を拡大させている。家庭用の24年市場規模は200億円目前まで伸長し、右肩上が…続きを読む
日本チェーンドラッグストア協会の発表によると、2024年度ドラッグストア業界全体の総売上高は10兆0307億円(前年比9.0%増)。業界全体での店舗数は2万3723店舗。昨年度と比較して682店舗増。カテゴリー別売上げは、調剤・ヘルスケアが3兆331…続きを読む
コンビニエンスストア(CVS)は総店舗数が頭打ちの状況の中で、再成長を探る挑戦が続いている。物価高で節約志向への対応もCVSならではの企画力が問われる。同時にDXで新需要の開拓や店舗運営の効率化も急務だ。時代の変化に対応した持続可能な成長モデルを構築…続きを読む
食品小売業をめぐる業界再編が転換点を迎えている。ITを祖業とするトライアルホールディングス(HD)による西友の買収は新時代の到来を象徴し、再編の機運を一気に高めた。国内市場の縮小の中で業態を超えた競争を勝ち残るには集約化の流れが加速する。労働人口の減…続きを読む