24年度に食品加工用として消費された塩は、62万8000t(前年比0.8%増)だった。内訳は漬物用が5万8000t(同7.9%減)、味噌用が2万8000t(同7.7%増)、醤油アミノ酸用13万6000t(同0.7%増)、水産用11万t(同3.8%増)…続きを読む
財務省が6月に発表した最新の塩需給実績によると、24年度に小売店などを通じて販売された生活用塩(特殊用塩、特殊製法塩を含む)は14万9000tと前年比3.9%減だった。 ダウントレンドの背景には減塩志向のほか、家庭で漬物を作らなくなりつつあることも…続きを読む
食生活の変化や人口減、減塩志向などが重なり、ダウントレンドが続く塩業界だが、24年は梅の全国的な不作や秋冬野菜の高騰が消費量の大きい漬物需要に影響し、家庭用・業務用ともに各社は打撃を受けた。一方で温暖化の影響が続く中、労働安全衛生規則改正により、6月…続きを読む
ケンミン食品は9月に「おかず焼ビーフン スタミナ源たれ味」=写真=を発売する。青森県でなじみが深い、野菜と相性抜群の万能調味料「スタミナ源たれ」を使ったおかず焼ビーフンシリーズの第3弾で、消費者が持つ「子どもに野菜を食べさせたい」「手軽に調理したい」…続きを読む
●子育て世帯へ訴求 ケンミン食品は9月、「たっぷり野菜を入れてつくる」シリーズを「おうちの野菜でもう一品」シリーズにバージョンアップする。「内容量を拡充した春雨おかずの素」を、小中学生の子どもがいる世帯を中心に幅広く訴求していく。四つの商品をライン…続きを読む
「GF RAMEN LAB 大阪・関西万博店」の出店を経て、グルテンフリー(GF)食品とは「誰かを思って作った、温かく優しい商品」と思いを新たにした高村祐輝社長は、ケンミン食品の原点に立ち返りおいしく安全で丁寧な商品づくりをあらためて誓う。看板商品の…続きを読む
ビーフンなどコメを主原料としためんの24年の総輸入量(財務省通関統計)は1万1251tで過去最高を更新した。25年1~4月の総輸入量も3500tを超え、年間ペースで過去最高をさらに更新しそうだ。ビーフン類で最大の国内シェアを誇るケンミン食品の動向を見…続きを読む
アイリスオーヤマの食品事業は、飲料水と精米、パックご飯を中心に、災害時のライフラインとなる商品を展開している。21年、自社生産の「低温製法アルファ化米」を発売し、非常用災害食市場に参入。おかずも必要と同年、新潟の「ゆのたに」からレトルト食品と缶詰の事…続きを読む
おかゆの食シーンが、体調の悪い時から日常食へと広がる中、はくばくは「日常食のおかゆ」をコンセプトにのレトルトおかゆを展開している。「暮らしのおかゆ」シリーズと、「グルメなおかゆ」シリーズの2ブランドを有し、多様化する消費ニーズに対応している。 「暮…続きを読む
川商フーズは発売80年が近づくロングセラー「ノザキのコンビーフ」をはじめ、畜肉缶詰のフルラインアップ化を進め、収益拡大を図っている。特に注力しているのがランチョンミート類で、主力のコンビーフに次ぐノザキブランド第2の柱とするため育成中だ。 近年、お…続きを読む