◆底堅い簡便・健康ニーズ 25年下期(7~12月)食品カテゴリーの総合展望を天気予報形式で占った。賃上げが進み、5月までの名目賃金に当たる現金給与は41ヵ月連続のプラスとなった。しかし、24年は実質賃金が一過性でプラスに転じた月もあったが、それを上回る…続きを読む
野澤組は、イタリア産「ジュゼッペ・クレモニーニ」ブランドで、品質と健康機能をあらためて訴求し、消費の再喚起を図る。販売価格の上昇で展開数量がダウン基調にあるが、オリーブオイルが本来担う健康面での良さを発信していく。業務用でも、商品特徴や品質面をしっか…続きを読む
ニップンが展開するイタリア産オリーブオイルブランド「DANTE」の25年3月期の販売実績は、数量ベース、金額ベースとも前年比で微減着地となった。同社では、「DANTE」ブランドならではの品質訴求によるブランド価値の向上などに取り組み、オリーブオイル市…続きを読む
昭和産業では家庭用オリーブオイルの品揃えとして、新鮮なスペイン産オリーブ果実を使用したコールドプレス(低温圧搾)製法による「エクストラバージンオリーブオイル」と、24年6月に発売した限定品種であるハイオレイック種ひまわり油とのブレンドタイプ「オレイン…続きを読む
日清オイリオグループは、早摘みグリーンオリーブの「BOSCO」、苦味・辛味が少なく幅広く使用できる「日清やさし~く香るエキストラバージンオリーブオイル」「日清さらっと軽~いオリーブオイル」などの日清ブランド、手頃感のあるキャノーラ油ミックスタイプ「日…続きを読む
J-オイルミルズはオリーブオイルの定番・JOYL「AJINOMOTO オリーブオイル」シリーズを展開、鮮度にこだわった高品質オリーブオイルとして、多岐にわたるラインアップを揃え、市場をけん引している。 2024年度は、市場全体の需要が大幅な店頭価格…続きを読む
国産オリーブオイルの市場シェアは1%未満。99%が輸入品という現状の中で、小豆島を中心に国産オリーブの可能性を模索する生産者がいる。日本国内最古、100年以上の歴史を持つ瀬戸内海のオリーブ農家の中でも、香川県坂出市の瀬戸内オリーブ園では、オイルの品質…続きを読む
オリーブオイルは食用油を代表する高付加価値カテゴリーとして、近年の食用油市場をけん引。金額ベースで食用油最大のジャンルに位置付けられ、そのままかけるなどの「生使い(生食)」や天然由来の優れた健康価値(食用油に対する健康価値の見直し)など、国内食用油に…続きを読む
旭トラストフーズの前期実績は、静岡事業の継承に伴うラインアップの見直しや価格改定などの影響もあり減収増益での着地となった。同社では、家庭用、業務用ともに豊富なラインアップを揃え、あらゆるニーズに対応するとともに、業務用ルートでは、取引先のニーズに合わ…続きを読む
トリイパン粉の今期(25年8月期)ここまでの売上げは、主力の冷食メーカーの引き合いが一部を除いて前年比微減で推移している。 一方、食品卸を通じて外食店での新規採用が進み、前年並みの着地を予想している。収益は、主に人件費上昇の影響を受け手減益を見込む…続きを読む