ナカモの前期(24年9月期)の売上げ・数量ともに2回の価格改定と競合大手の事業撤退などに伴い、前年比2桁増で着地した。中でも外食とメーカーへの原料供給といった業務用販路が前年超えで好調に推移。このほか、主に東南アジア向けの輸出がこのほど拡大している。…続きを読む
イチビキ今期(25年3月期)ここまでの味噌や醤油などの醸造調味料の業績は前年超えで推移している。中でも醤油商品群で売上げをけん引している「食品添加物無添加 国産しょうゆ」(内容量500ml、750ml)が9月に「第51回全国醤油品評会」で最高賞に相当…続きを読む
●価値に重きを置く戦略へ 愛知県味噌溜醤油工業協同組合によれば、愛知県での1月から9月までの味噌累計出荷量は月によって変動があるものの、前年比微減で推移している。味噌についても同様の傾向を示す。背景に家庭での調理機会の減少や簡便性のある応用調味料や…続きを読む
杉本食肉産業は、食肉産業が抱える問題点と現状を読み解き、積極的に新規事業も進めている。和牛を多く扱う取引先の増加で売上げが向上、惣菜部門の商品の強化にも力を入れている。大豆ミートを使用した代替肉ハンバーガー店を開店し、将来的に起こりうる課題解決も食肉…続きを読む
セントライ青果は、名古屋市中央卸売市場の本場、北部市場、浜松市中央卸売市場の三つの拠点を中心に8グループで展開している。グループの再編を繰り返しながら、名古屋を中心とした東海・北陸地方をネットワークの強化を図り、全国4位の規模を誇る同社の横山剛司上席…続きを読む
◇生協トップインタビュー 生活協同組合コープいしかわ・大谷学理事長 1月に発生した能登半島地震に続き、9月の能登豪雨により甚大な被害が発生している石川県能登地域。同県全体を配送エリアとする生活協同組合コープいしかわでは被災地の復旧や復興に向けた取り…続きを読む
◇生協トップインタビュー 生活協同組合コープみえは昨年の誕生20周年を機に、組合員に地域との交流の機会を積極的に提供し、地元三重県での支持をより盤石なものにしている。6月には「みやがわ店」を全面改装オープン。鈴木稔彦理事長が重要視する「暮らしに寄り…続きを読む
◇食品包装・機械・資材メーカー・商社トップに聞く 富士特殊紙業は、VOC(揮発性有機化合物)の法規制に対応した世界初の水性グラビア技術を確立した包装業界のパイオニアだ。近年は受託加工を手掛け、同社の押出ラミネーション、ノンソルベント(無溶剤型)ラミ…続きを読む
◇食品包装・機械・資材メーカー・商社トップに聞く 「食のワンストップショッピング」を掲げる折兼は、食品包装資材や機械の課題解決に向き合うとともに、環境配慮型製品の開発も進めている。10月には、東京国際フォーラムで19年に名古屋での開催以来、5年ぶり…続きを読む
◇食品包装・機械・資材メーカー・商社トップに聞く 環境配慮製品の売上比率50%を昨年達成したリスパック。関西工場の竣工や東京本社の設置など、新たな拠点の整備を皮切りにシェア拡大を目指す同社の取り組みを早川光宏専務に聞いた。(磯貝岳) --昨今の食…続きを読む