アルファー食品は、アルファ化米中心に加工米飯を製造・販売する中で、「安心米」ブランドで長期保存食にも注力し、好調に推移している。全品が、特定原材料など(アレルギー物質)28品目不使用の食物アレルギーに対応商品となっている。 非常時の健康に配慮した商…続きを読む
サタケから食品事業本部を分社化して、7月1日設立されたサタケフードサービスは、独自のコメ加工技術を生かした長期保存が可能な乾燥米飯「マジックライス」シリーズを展開しており、同シリーズは今年2月、発売30周年を迎えた。この間、自然災害時の防災食として、…続きを読む
非常用アルファ米最大手の亀田製菓グループ・尾西食品は、市場をけん引する商品を次々発売している。特に、増加する個人需要向け商品として発売した業界初のレンジアップが可能な「レンジ+(プラス)アルファ米」シリーズは、従来の保存性が高いアルミ蒸着フィルムから…続きを読む
日本災害食学会は8月23~24日、2025年度学術大会「阪神・淡路大震災30年~あの時、神戸から始まった食の防災・減災~」をテーマに開催する。会場は神戸市東灘区の甲南女子大学(23日)と、中央区の兵庫県立大学防災キャンパス(人と防災未来センター、24…続きを読む
●高校、防災センターで普及活動 ロート製薬は今春、災害食市場に本格参入した。5年間の常温保存が可能で、非常時に開封してそのまま食べることができる、長期保存食でありながら、ローリングストックを意識し日常食としておいしく食べられる循環備蓄食品「ハートフ…続きを読む
農林水産省の大臣官房新事業・食品産業部食品製造課原材料調達・品質管理改善室の阿辺一郎室長は、6月のFOOMA2025のセミナーで「災害食をめぐる政策動向」をテーマに講演した。その内容をまとめた。(佐藤路登世) ●研究開発など異業種連携支援 能登半…続きを読む
自然災害に備えた食、災害食の重要性が増している。市場も拡大し、24年防災食品の国内市場は、富士経済調べで前年比21.4%増の261億円となる見通しだ(グラフ)。ただし、同市場規模は備蓄を想定し、3年以上保存できる商品が対象で、通常のレトルト食品や缶詰…続きを読む
マルトモのだしの素商品群の今期これまでの売上高は、前年並みで推移している。同社では、だしの素の主力商品として鰹節の豊かな香りと宗田鰹節のコク味が特徴の「新鰹だしの素」を展開するほか、「おいしく減塩鰹だしの素」「かつおだしの素」「かつお節屋のだしの素」…続きを読む
ヤマキの今4~6月は、だしの素が前年比5%増で推移している。主力のだしの素204g、だしの素大徳750gが好調に推移。うどんつゆの素シリーズは取扱企業増によって前年比100%増超えとなっている。だしパックは同19%増で推移。鰹節屋のだしパック9g×8…続きを読む
理研ビタミンが展開する「素材力だし」シリーズは、強みの「食塩無添加」を価値基盤に味噌汁を中心とした既存用途以外での汎用性を訴求する。焼うどんをはじめとする季節のメニュー提案を通じ、販売2年目となる「七素材の旨みだし」や伸びしろのある「こんぶだし」など…続きを読む