トマトケチャップやホール・カット缶、トマトソースといったトマト加工品の市場規模は24年400億円を超える見込みで推移する(カゴメ調べ)。同市場はケチャップが6割、缶2割、ほかソース類などで構成される。トマト原料高騰などの影響はあるが、主力のトマトケチ…続きを読む
大塚食品は「こどものためのボンカレー」をリニューアルし、8月26日から全国で発売している。野菜の使用量を増やし、1食分(3~5歳の1日の野菜摂取目安量240gの3分の1の量=生換算80gを使用)の国産野菜が摂取できる工夫を施した。加えて、アレルギー物…続きを読む
明治屋はフルーツ缶詰の育成に力を入れる。消費者の節約志向が強まる中、手頃な価格で楽しめる新商品「果汁入りフルーツ缶詰」の拡売を図る。主力の「おいしい缶詰」は酒類との関連販売を強化。従来の量販店に加えて、一般酒販店への導入を進め、新たな販売チャネルの開…続きを読む
テーブルランドがトップシェアを誇る瓶詰の定番、なめ茸。食の多様化などを背景に需要の低迷が続き、ここ数年はガラス瓶容器の供給難が大きな影を落としている。同社は、昨年4月に樹脂製容器の「ボトル入りなめ茸」(230g)を発売。この9月には小型タイプ「とろ~…続きを読む
ホテイフーズコーポレーションの今期(24年9月期)業績は昨年8月に実施した2度目の価格改定の影響で売上げ・買上点数ともに前年割れで苦戦を強いられている。来期始めの10月には地元惣菜チェーンの天神屋店舗限定で静岡おでんのだしを使った「しぞ~かおでんやき…続きを読む
エスビー食品の昨年度のレトルトカレーは前年比3.9%増の156億2000万円(家庭用、業務用、輸出用累計)と堅調に推移した。レトルト市場は昨年にPB製品が大きく伸びた影響を受け、コロナ禍の伸びからはやや鈍化している。同市場は個食対応製品のため節約志向…続きを読む
丸美屋食品工業はトップブランドの「麻婆豆腐の素」が好調に推移し、単品売上げで年間100億円を超えるとみられる。節約志向が深まって安価な豆腐を用意するだけの商品力が再評価された。高付加価値の「贅を味わう」も高成長。「麻婆豆腐の素〈辛口〉」が毎日放送の人…続きを読む
極洋の缶詰事業は今期4~7月まで、売上額・売上数量ともに前年比で2桁を超える好調ぶり。中でもツナ缶類は約2倍の販売増、サバ缶・イワシ缶はともに2桁の売上げ伸長。ただ円安の影響で事業利益は厳しい。9月からはレトルト製品の鍋つゆ市場に初参入し、収益源の多…続きを読む
シマヤは1日に、レトルト雑炊シリーズから、1袋で1食分の食物繊維入りの「もっとやさしい雑炊」を新たに発売。「やさしく、おいしく」にこだわった、新たに栄養素をプラスした従来よりもさらに体に優しい雑炊シリーズ。今回は食物繊維に着目し、食物繊維の豊富な野菜…続きを読む
マルハニチロの缶・瓶詰事業は今期、4~7月期累計の売上高が前年同期比8.3%増と大幅な回復となった。うち昨年は原料不足などで苦戦したサバ缶は16%増と好転した。 同社基準を満たすサイズの水揚げ回復を待って休売していた「月花」ブランドの一部商品は、約…続きを読む