極洋の缶詰事業は今期4~7月まで、売上額・売上数量ともに前年比で2桁を超える好調ぶり。中でもツナ缶類は約2倍の販売増、サバ缶・イワシ缶はともに2桁の売上げ伸長。ただ円安の影響で事業利益は厳しい。9月からはレトルト製品の鍋つゆ市場に初参入し、収益源の多角化を図る。得意とする魚素材を用いた商品開発力を生かし、本格的な海鮮だしの風味で鍋の魚食を盛り上げる。 同社初となる鍋つゆ商品は「魚屋が極める鍋之道」シリーズとして3品(鯛だし〈塩味〉・あごだし〈醤油味
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缶詰・瓶詰・レトルト食品業界は今期も、厳しい事業環境下に置かれている。円安や原材料・資材価格の高騰、物流コスト増、エネルギー費上昇などを背景に24年も値上げが続いており、10月からも缶詰やレトルトで数社が予定する。(本 […]
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