缶詰・瓶詰・レトルト食品特集:大塚食品 「こどものためのボンカレー」野菜増量…
2024.09.13大塚食品は「こどものためのボンカレー」をリニューアルし、8月26日から全国で発売している。野菜の使用量を増やし、1食分(3~5歳の1日の野菜摂取目安量240gの3分の1の量=生換算80gを使用)の国産野菜が摂取できる工夫を施した。加えて、アレルギー物…続きを読む
ハウス食品の昨年度のレトルトカレーは、前年比0.1%増178億円となった。2年連続で価格改定を実施した影響により数量は減少したが、金額ではほぼ前年並みを維持している。物価高による低価格帯製品の需要や個食化や災害時などのストック需要の増加で複数袋の「プ…続きを読む
永谷園は主力商品の「麻婆春雨」「広東風かに玉」の売上げを大幅に伸ばし、野菜高の中での倹約志向に応じている。具材要らず、安価な卵を用意するだけ、といった商品価値が再評価された。 同じく卵3個ですぐ作れる「肉炒り玉子」を8月からデザイン変更。タケノコな…続きを読む
桃屋は今9月期、「辛そうで辛くない少し辛いラー油」売上げを伸ばすなどし、旺盛なご飯食需要に応えている。直近では店頭でのコメ不足もあるが、そうめんなどを提案して用途増につなげた。新たな「きざみ〓菜(ザーサイ)」は想定以上の出荷状況。ほかに好調な「きざみ…続きを読む
はごろもフーズの缶詰・レトルト主体の家庭用製品は今期4~6月期、値上げの影響から販売数量は減少したが、主力のツナ類は売上高が前年比3.2%増と伸長した。特に使い勝手の良さから、パウチタイプ「シーチキン Smile」の売上げが拡大。昨年発売したブリ使用…続きを読む
ニッスイの缶・瓶詰事業は今期、4~6月期累計の売上高が前年比微減で推移した。うち主力の青魚缶が不漁・魚価高騰や資材価格の上昇などで苦戦。瓶詰は柱の「焼さけあらほぐし」が堅調で、金額・数量とも前年を上回った。今後、缶・瓶詰にレトルトも含め、商品カテゴリ…続きを読む
日本缶詰びん詰レトルト食品協会の23年レトルト食品生産数量によると、レトルト食品は3年連続の減少となった。合計内容重量は前年比1.4%減の37万4799t、箱数で5788万箱。レトルトカレーが家庭用製品でレンジ対応の透明パウチ品へのシフトが進んだこと…続きを読む
瓶詰市場は主力のジャムが縮小を続け、海苔佃煮はご飯食回帰で勢いを増している。ジャムは値頃感のある紙カップに需要が移り、瓶以外で使いやすいボトルもヒット。海苔佃煮も弁当用のスティックタイプが好調に推移し、両市場で容器革命の進行も感じられる。 ジャムは…続きを読む
食品缶詰業界(飲料を除く丸缶)は、21年からの値上げラッシュを経て、ようやく厳しい減益のトンネルを抜け、回復軌道に入った。円安や原料事情の悪化などコスト構造の変化に対し、価格転嫁による対応がおおむねではあるが整ったようだ。売上数量の減少という犠牲を伴…続きを読む
缶詰・瓶詰・レトルト食品業界は今期も、厳しい事業環境下に置かれている。円安や原材料・資材価格の高騰、物流コスト増、エネルギー費上昇などを背景に24年も値上げが続いており、10月からも缶詰やレトルトで数社が予定する。一方、消費者の節約志向は根強く、値上…続きを読む