トマト加工品特集2024

◆トマト加工品特集:「汎用性」の高さに支持 伸長するケチャップ

調味 2024.09.18 12823号 11面
オムライスなどの洋食メニューの食卓出現頻度の高さも、「トマトケチャップ」好調の要因となる

オムライスなどの洋食メニューの食卓出現頻度の高さも、「トマトケチャップ」好調の要因となる

原料高騰などの課題に対し、加工用トマトの持続可能性を高める取り組みも欠かせない要素だ

原料高騰などの課題に対し、加工用トマトの持続可能性を高める取り組みも欠かせない要素だ

 トマトケチャップやホール・カット缶、トマトソースといったトマト加工品の市場規模は24年400億円を超える見込みで推移する(カゴメ調べ)。同市場はケチャップが6割、缶2割、ほかソース類などで構成される。トマト原料高騰などの影響はあるが、主力のトマトケチャップでは、洋風・中華メニューの食卓出現率の高さやカゴメが推進する調理提案「焼きケチャップ」の浸透などから、子育て世帯の購入や使用量が増加している。これを追い風に、2月に実施した価格改定も織り込み「カゴメトマトケチャップ」の24

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