学校・産業給食など業務用市場を中心に展開する信濃雪。強みの国産大豆製品は競合が進んでおり、新たな付加価値戦略を検討している。松島晴実社長は、「『消泡剤不使用』などを新たな訴求ポイントに勧めているが、どうしても歩留まりが悪くなる。製造コストの圧迫は強ま…続きを読む
みすずコーポレーションのこうや豆腐事業は、業務用の惣菜タイプが順調に推移している。「人手不足などの影響で、味付けを済ませた惣菜商品の引き合いが強まっている。今後も的確なニーズ対応を進めていく」(同社広報)構え。年末年始の需要期に向け、中食のお節料理商…続きを読む
登喜和冷凍食品は、国産大豆を原料に使った製品の育成、拡大を目指す。「すべてがコストアップする状況は、当面続きそう」と登内英雄社長。国産訴求などによる商品の付加価値化、業務用冷凍惣菜への活用で収益拡大を目指す。 4~9月のこうや豆腐カテゴリー売上げは…続きを読む
旭松食品は年末の最需要期に向けた需要喚起策に努める。10月後半から年末にかけて、関西エリアを中心にTVCMを投下。父親がこうや豆腐を使った唐揚げを調理して家族で楽しむ内容で、こうや豆腐の汎用性を訴求する。CMではこうや豆腐の暗語として「58102」を…続きを読む
11月3日の「高野豆腐の日」にちなみ、全国凍豆腐工業協同組合連合会(木下博隆会長)は同月1日、「信州こども食堂ネットワーク」(NPO法人ホットライン信州、松本市)に、こうや豆腐を寄贈する。 木下会長は、「こうや豆腐のユーザー層は高齢者が中心。子ども…続きを読む
こうや豆腐は、90%以上が長野県で製造されている信州の特産品。長野県凍豆腐工業協同組合のまとめによると、会員である主要メーカー5社の23年原料大豆使用量(こうや豆腐用)は1万4258t、歩留まり率45%で試算した推計製造量は6416tで、前年を7.6…続きを読む
こうや豆腐普及委員会によると、こうや豆腐に対する消費金額(全国)は4月以降、毎月前年を5%程度下回る水準で推移した。8月から増加に転じ、9月から10月上旬にかけてもプラス基調で推移しているものの、全体的には「芳しくない」(木下委員長)売れ行きだ。 …続きを読む
およそ800年の歴史を持つ伝統食品、こうや豆腐。精進料理の「疑似肉」食材などとして全国に広がり、現在は主に家庭の乾物食品として親しまれている。ただ、食の多様化や調理の簡便志向などを背景に、需要基盤は沈下傾向が続く。 こうした中、メーカーでつくる、こ…続きを読む
商品概要:「セブンプレミアム ゴールド」シリーズ新アイテム。納豆のために特別に開発された茨城県産の地塚大豆を使用しており、強い粘りと香り、しっかりとした食感で、納豆本来の風味を最大限に引き出すために素材選びから徹底的にこだわった。たれは、丸大豆醤油をベ…続きを読む
◇供給難時代の指針探る ◆日本事務器「フードループ」活用で業務効率化・価格安定化を 沼津市の沼津中央青果は、県内最大規模の2420平方mの保冷庫を保有する一貫したコールドチェーン体制が特徴の地方青果卸だ。2015年ごろから公正な価格形成の実現に向…続きを読む