竹之下が創業70周年 社員の熱い思いとともに次ステージへ 林田洋佳社長に聞く【PR】

鹿児島県に本拠地をおく竹之下は、2026年に創業70周年を迎えた。宮崎、沖縄にも拠点を設けており、ドライ、チルド、冷凍、生鮮品、菓子、業務用食材など幅広く手掛ける。離島を含めた各エリアに、直接訪問して営業するスタイルが強み。最近は、離島の特産品を全国へ発信する活動も強化しようとしている。前期(26年1月期)の売上高は110億円で着地した。林田洋佳社長に、創業70周年を迎えての思いやビジョンなどを聞いた。

株式会社竹之下 代表取締役社長 林田洋佳氏

まずもって今こうして70周年の節目を迎えられたのは、多くの得意先、仕入先であるメーカーや一次卸事業者、運送業者、メインバンクなどの関係先による強力な支援と当社役職員の長い間の頑張りのおかげだ。改めて感謝の気持ちでいっぱいになる。

当社の大きな強みとして、鹿児島県でも特徴がある種子島、屋久島、奄美群島といった離島への物流ネットワークがある。離島エリアにも、豊富な食材が欲しい時に並ぶ。この姿勢は大事に受け継がれてきた。社長就任後、離島エリアのスーパー含めた小売店舗をまわると大歓迎された。経営理念の一つ「地域社会の役に立つ」には、“わが社があるから安心と言われるように”という意図もある。離島では特に強く、体現されているのではないか。また、「必要な食材を必要な時に届ける」というスタンスは、鹿児島他エリア、宮崎、沖縄を含め広く重視している部分だ。

創業当時からある同社の看板

なお、鹿児島以外では沖縄支店が1990年の開設から今年で36年、宮崎支店は97年の開設から来年で30年、屋久島の「わいわいらんど」は2000年のオープンから今年で26年となる。いずれも、地域に根差した事業活動でご支持いただいてきた。

全社を見渡したとき、特に大きな課題が次世代の育成だ。30代から50代は充実しているが20代が少ない。この層を確保し育成することが喫緊の課題。得意先ニーズの変化に対応するため、私たちも成長を続ける必要があり、やはり人が重要だ。私自身高校をまわり、卸の価値を発信している。感じたのが、「食」に興味のある人は多いということ。卸の役割さえ理解していただけたら、訴求しやすい業種だと考えている。

今期は中期経営計画「RISE 70~to the NEXT 80th~」(5ヵ年計画)をスタートさせた。柱は「営業力強化」「経営基盤強化」「人財育成強化」の三つ。「経営基盤と人財育成の強化を伴った持続的な成長」が大方針。「組織と人」がしっかりと整うことを前提とした成長を意識したい。中期経営計画の骨子、大枠は私自身が策定した。ただ、実際の具体的な中身については全て社員自身で策定した。自発的な議論が各所で活発に行われ、具体策をロードマップに落とし込んだ結果、全社合計で約100項目にも上った。

鹿児島支店の集合写真
鹿児島支店の集合写真

正直私自身ここまで深く幅広い議論が進むとは考えておらず、社員の熱意と本気度に感動した。同時に、実現に向けた強い責任もひしひしと感じている。中でも「人財育成強化」についてはかなり議論が深まった。私自身、常々「人を育てることができない会社はいい会社とはいえない」と言っている。これが浸透しているのではと感じている。当社従業員には素直で真面目な方が多い。真剣で熱い思いをもち、仕事に向き合う人がたくさんいる。これは当社が持つ貴重な財産だ。10年後の80周年に向け、社員の情熱のこもった中期経営計画を「ひたむきにまっすぐに」着実に実践していきたい。


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