プルーンが解決する食の未来~サンスウィート業務用プルーン製品の可能性を探る~(第1回)【PR】

カリフォルニアの自然が育み、丁寧に収穫されたプルーン

食の未来を解決する食材として注目高まるプルーン

何世紀もの間、世界中で愛用されてきたドライプルーン。日本においては、強い健康イメージとともに消費者に長く親しまれてきた。日本では、ドライフルーツとして、そのまま食べることが多く、自然が創り出す、糖と酸のバランスから生まれる、深い味わいと豊富な栄養素、さらに、抗酸化物質がもたらす健康価値から根強い人気を誇る。そんな、ドライプルーンだが、近年、食の未来を解決する食材として注目が高まっている。食品業界においても、「サステナブル」、「プラントベースフード」、「クリーンラベル」などの言葉が浸透し始め、日本の食品メーカーも対応が求められる中、こうした課題を解決する、食品原料食材としてのプルーンの可能性が高まっている。米国カリフォルニアに本拠地を置くプルーンの生産農協団体で100年以上の歴史を誇る、サンスウィート社の日本法人であるサンスウィート・インターナショナル日本支社セールス&マーケティングマネージャー東郷陽介氏、サンフランシスコで活動するフードライターで米国西海岸の食のトレンドに精通するケイト リーヒーさんに、「プルーンが解決する食の未来」とサンスウィート社の業務用プルーン製品の可能性について話しを伺った。

サンスウィート・インターナショナル日本支社セールス&マーケティングマネージャーの東郷陽介氏
1世紀以上の歴史持つサンスウィート社はトップサプライヤー

― サンスウィート社についてお聞かせ下さい。

東郷氏 サンスウィートは米国カリフォルニアに本拠地を置くプルーンの生産農協団体です。歴史は古く、1917年に創業しこれまで100年以上にわたりプルーンの栽培・収穫そして加工に携わってきました。現在250軒あまりのプルーン生産農家が加盟し、一貫した管理体制のもと製造した世界最高クラス品質のサンスウィートプルーンを届けています。日本に輸入されるドライプルーンは、年間約6000t程度ですが、サンスウィート社製は、供給の安定性と高品質からトップサプライヤーとしての地位を確立しています。

― ドライプルーンの健康価値について教えて下さい

東郷氏 プルーンの効能は、何世紀も前から認められています。消化作用に対する効能に加え、近年では最新研究で食品の成分組成が解明され、糖類、フェノール類、食物繊維、ビタミン類を含み、その相互作用によってプルーンが非常にヘルシーな食品であることが分かっています。さらに、骨健康への効能、抗酸化物質による心臓や脳疾患に対する効能、低GI値であることによる血糖値コントロールなども報告されています。また、プルーンに含まれる糖は糖アルコールであること、さらに、リンゴ酸を多く含み、その風味増強によって減塩につながる効果があります。塩分排出効果があるカリウムを多く含むことと合わせ、健康価値が高い食材であると言えます。

― ドライプルーンの日本の輸入量について教えて下さい。

東郷氏 日本国内のドライプルーンの輸入量は、2000年代初頭からの縮小傾向を脱し18年に成長基調に転じています。さらに、新型コロナウイルス感染症が襲った20年は、日本におけるドライプルーンの需要は急激に活発化しました。

コロナ禍で需要急増、健康意識高まり新規ユーザー拡大

― コロナ禍で需要が急増した理由をどのように分析していますか。

東郷氏 世界中の誰もが経験したことがない、新型コロナウイルスによるパンデミックは、人々の生活を一変させ、意識および行動変容を促したことは疑いの余地がありません。特に生活者の健康意識の高まりは明らかです。プルーンは、従来からナチュラル、健康イメージの強い製品です。従来のユーザーに加えて健康意識が高まった新規ユーザーが加わり、結果としてマーケットを拡大したと考えます。また、行動変容を余儀なくされた生活者、特に変容の大きかった購買行動の変容に起因して、プルーンの購買を促進したと考えています。ドライフルーツゆえ、保存性が高いプルーンは、世界各地で散見された購買機会の減少に伴う食品備蓄に適しています。複合的な要因はパンデミック前に知られていたことでありながら、ベネフィットがニーズに合致し、世界中でプルーンの購買および消費が促進したと考えます。サンスウィート社の日本マーケットでは、前年対比約15%増と高い伸びを示しました。(第2回に続く)


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