日本の多彩な「食」と「酒」の文化を、冷やして世界へ 混載輸送のパイオニア、セイノーロジックスの新たな挑戦【PR】

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「自慢の食品や日本酒を海外でプロモートしたいが、小ロットで少しでも安価に運べる方法はないか。できればきちんと温度管理をした状態で」。

日本食が世界で人気を獲得してきている中で、多くの企業、特に中小の企業が感じる思いに応えて心強い味方となるのが、セイノーロジックスが展開する「リーファー海上混載輸送サービス」だ。冷凍品向けに、−20℃の通称「ばりひえ混載サービス」と冷蔵用+7℃の「ひんやり混載サービス」の2種類を揃え、パレット単位、カートン単位などの小口貨物でも確実な温度および品質管理のもと、航空便よりもグッと安価に届けられるのが特徴だ。

「混載」とは、さまざまなお客さまの多様な商品をひとつのコンテナに積載すること。スペースをバラ売りできるので、コンテナをまるまる一本使うよりも格段に安い運賃で利用できる。コンテナ単位で仕立てる必要がなく、物量の少ない小ロットでも大きさに合った料金での輸送を可能としている。1カートン、1パレットから対応してくれるため、単価が低い商品輸送を小口で利用したい食品や酒類の中小企業の強い味方となるのだ。

商品が混載されているコンテナ内
さまざまなお客さまの商品が混載されているコンテナ内

同サービスを展開するセイノーロジックスは、世界初の混載輸送事業者であるオランダのVan Ommeren社を母体として1986年11月にその前身であるセイノー・ボテイナーとして誕生。日本の海上混載輸送のパイオニアとしてマーケットをリードし続け、現在ではワールドワイドに事業を展開。混載輸送では業界屈指の幅広いルートをもち、特に北米、欧州向けではシェアナンバーワンを誇る。北中米、欧州、ベトナムに現地駐在員を置き海外でもきめ細やかなサポート体制をもち、自動車や化学関連などの商品をはじめとし、大口から小口まで幅広いユーザーにセキュリティ性の高い輸送サービスを提供している。同社を特徴づけるのが、「お客さまの困ったを解決したい」という思いと「慣例のないことに積極的な挑戦を惜しまないDNA」だ。そこで現在、食品事業にも注力している。

一般的に品質管理が難しいとされる混載輸送の分野で、40年近い活動で蓄積したノウハウやネットワークを駆使し、サービスを展開。

海上混載輸送の具体的な流れは、港湾の倉庫へ搬入した荷物を集約しコンテナに詰め合わせ、船に積載。海上輸送した後、着港するとコンテナをピックアップし倉庫へ。倉庫ではコンテナから荷物を取り出し、荷受人に渡す。海外の目的地に送り届けるまで、現地とのネットワークを活用。同社の冷凍・冷蔵混載サービスではこの全行程で温度管理を行い、高い輸送品質を誇る。
セキュリティ面に関しても、万全を期すサービスで、これまで多くの利用者の信頼を獲得してきた。

◇「困った」を解決する業界初の二刀流「ばりひえ混載サービス」「ひんやり混載サービス」

混載サービスのバナー

このような状況下で、同社が新たに着手したのは、利用者から集められた「困った」を解決する斬新なサービス。2つの温度帯での混載輸送サービスとなる通称「ばりひえ混載サービス」と「ひんやり混載サービス」。「冷凍」「冷蔵」を共に展開しているのは、業界でもセイノーロジックスだけだ。

この海上混載輸送サービスを利用する際に、荷物を運び込む搬入先倉庫は、現在は川崎・神戸・博多の三カ所となる。仕向け地は香港・基隆(台湾)・シンガポールで、基本的に週1便~隔週1便で配船。「ばりひえ」は魚や牛、鶏といった魚肉・畜肉、そしてアイスクリームが多く通年で利用される。一方の「ひんやり」は夏場に利用が急増するという。

「ばりひえ」と「ひんやり」サービスの航路
「ばりひえ」と「ひんやり」サービスの航路

世界的な健康志向やグローバル化が進む中で、各国から支持を得る日本の「食」。この流れを受け、セイノーロジックスは2022年度、満を持して食品担当課を発足。食品と聞けば専任の担当者が従来の支店の垣根を飛び越え、エリア横断で全国を回る。食品は通常品の輸送よりもさらに高い品質管理や温度管理が求められ、物流のハードルも高い。各地の荷主の声をヒアリングすることでニーズを集積。利用者が抱える課題解決に向けともに取り組み、同社の新たな挑戦にかける思いや姿勢を具現化する部署ともいえる。

◇日本酒や食品の海上輸送には必須の温度管理

現在、その食品担当課に対して問い合わせが急増しているのが「日本酒」という。海外での品評会や販売業者へのサンプル送付など、中小蔵元による世界進出の「はじめの一歩」としての利用が広がっているそうだ。

日本酒は常温の通常品に加え、火入れをしていない「生酒」、一度だけ火入れした「生詰め」、出荷直前に火入れする「生貯蔵」といった多様なタイプがある。特に冬場から夏場にかけて販売する春酒は生酒が基本で、5~7℃の定温冷蔵輸送が必須となる。

例えば、日本酒の人気が高いイギリスでは大吟醸酒をワイングラスで楽しむ人が増えているのだが、海上輸送はコンテナ内の温度変化が激しく、船便で赤道を2回渡ると味が変わってしまうことがよく知られている。そこで、同社のサービスを利用する蔵元らは「日本酒の海外展開にとって、ひんやり混載は必須」と口を揃える。

日本の酒文化を支える日本全国に存在する蔵元だが、大手はほんの一握りで多くは中小規模。そうした複数の中小蔵元と契約し、香港に1パレットを輸出している商社は「小ロット、低頻度でもしっかりとした温度管理してもらえる混載輸送はありがたい」「数カ所の酒蔵から搬入するので、パレタイズもしてもらえ大変助かっている」と信頼を寄せる。

このほか、地方の港を通じたさまざまな日本の食文化の輸出も進める。富山県庁が主催した試験輸送として、富山から香港までダイレクト冷蔵混載を輸送した事例では、地元生産者が精魂込めてつくった鶏卵などを香港に届けた。今後は、地方自治体と各地の特性に応じた取り組みも増加するだろう。日本食が世界的にブームになる中で、輸出量は右肩上がりで増えていく見込み。日本政府は畜肉、乳製品、各種果物、コメ関連品、調味料など28品目への輸出注力を掲げており、この半数は保冷が必要。温度管理できる混載サービスの需要も高まりが予想される。

冷蔵混載輸送した商品の事例
富山から香港まで実際に冷蔵混載輸送した商品の事例

こうした状況に対応すべく、セイノーロジックスでは6月22~24日に東京ビッグサイトで開催する「“日本の食品”輸出EXPO」への自社ブース出展をはじめ、年間を通じて各地で混載サービスの紹介とアピールに努める。食品担当課を中心に、企業には申請書類の書き方から実際の輸送に至るまで各種業務をきめ細かくサポート。今後も利用者の声に耳を傾け、サービスを磨き上げることで、海上混載輸送の業界をリードし日本の食品輸出に一層の貢献を果たしていく考えだ。


本サービスのご紹介、およびお問い合わせ

セイノーロジックス株式会社
https://www.logix.co.jp/

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