丸美屋食品工業 万能ふりかけに新「食感サクッと」 「青唐辛子麻婆豆腐」「プルコギタンミョン」と意欲作【PR】
丸美屋食品工業は2月8日から、万能・素材ふりかけで新たな「食感サクッと〈わかめ ごま油しょうゆ味〉〈玉ねぎわかめ 旨塩味〉」を発売して独自調味、ブレンドによる汎用性を提案する。韓国海苔、ワカメフレークの人気に続く。カテゴリーの高成長を後押しする。ほかも「贅を味わう 青唐辛子麻婆豆腐の素」「プルコギタンミョン」「タッカルビタンミョン」など意欲作を拡充する。開発、販売競争が盛んなレンジ用調味料パウチは新たな「ジップクック」をシリーズ化。本格的な一皿完結メニューを紹介して差別化する。
「食感サクッと」はやわらかいワカメ原料を採用。先行する海苔、ワカメのヒット商品と同等の食感、歯切れを実現した。〈わかめ〉は醤油を利かせ、ふりかけトップのノウハウを生かして、ご飯に合う味に仕上げた。〈玉ねぎ〉は真空乾燥した玉ネギを用い、小気味よい食感を引き出した。ともに組み合わせの妙を引き出して冷奴、サラダなど、ご飯以外のトッピングを増やす。
万能ふりかけはごま油で味付けした、バラ干し韓国海苔に代表され、マチ付きスタンディングパウチの経済性、素材の健康感などで人気。節約志向のご飯回帰でも支持されて、23年のカテゴリー伸長率は30%を超えて推移したという。ふりかけ市場の2桁成長をけん引する丸美屋への信頼感は消費者でも阿東的。参入による市場拡大が流通業から期待されている。
ふりかけはほかにも「味道楽」の55周年を記念し、卵を増量した「たま道楽」を限定発売。好調の「混ぜ込みわかめ」「混ぜ込み赤しそ」「ソフトふりかけ」「家族のお茶漬け」に新アイテムを追加する。中華料理の素は恒例の限定品で「牛ペッパー麻婆豆腐の素」を導入し、付加価値商材の独自提案を深める。
「青唐辛子麻婆」は特有のさわやかな香り、とがった辛さを前面に押し出して、流通業の評価も上々。極太の韓国春雨の「タンミョン」は昨秋から先行して展開し、今春は炒めメニューをそろえた。単体でのプロモーションも計画して認知度を向上。次のヒット商品に育てる。
釜めしの素も独自の「炊き込みめし〈チキンパエリアの素〉」「世界の山ちゃん監修 幻の手羽先風釜めしの素」などを発売。好調な「冷や汁の素」やセット米飯でも得意の限定品として、うまみ豊かな〈焼鰺粉入りごま味噌味〉〈柚子香るあごだし味〉と季節感のある〈筍と桜えびのおこわ〉〈鯛おこわ〉を導入する。
電子レンジで具材と温めるだけの「ジップクック」は大人向けに辛みを利かせた〈グリーンカレー〉〈シンガポールチキンライス風の素〉を発売。片付けが楽なワンプレートメニューで展開し、量販店からの引き合いも多く得た。キャラクターはZ世代に人気の「おぱんちゅうさぎ」を採用してカレーを商品化。順調な「ポケモン」「ちいかわ」でレトルトハヤシも導入する。