消費者庁が策定した「食品添加物の不使用表示ガイドライン」により、「無添加」「不使用」などの食品表示に関する規制が設けられた。「無添加」を付加価値の一つにしてきた味噌業界でも対応が求められており、各社は、「無添加」に代わる新たな価値創造に向けて動き出し…続きを読む
四国4県の中で最も味噌生産量の多い徳島県。平安時代以前から大豆栽培や製塩が盛んであったため味噌造りが発展し、徳島藩主の蜂須賀家政公に御膳に供された「御膳味噌」は今も地域の食卓で親しまれる。同県の味噌市場をけん引するかねこみそとヤマク食品も、こだわりの…続きを読む
「信州味噌」の地元、長野県はトップメーカーから小規模な蔵まで、約100の製造業者が軒を連ねる味噌の一大産地だ。全国出荷量における県のシェアは、約55%に及ぶ。全国味噌工業協同組合連合会がまとめた2023年の県味噌実出荷量は20万2510tで、前年を0…続きを読む
竹屋本社併設の「タケヤ味噌会館」(諏訪市)に昨年12月オープンした「信州味噌ラーメン竹屋本店」が、地元市民や観光客らの人気を集めている。 味噌の需要が停滞する中、加工用など新たなニーズ開拓につなげようと、「タケヤみそ」の販売を行う中部タケヤが出店。…続きを読む
2023年1~12月の北海道内味噌出荷数量(北海道味噌醤油工業協同組合調べ)は1万8919t(前年比6.5%減)、仕込み数量は1万8601t(同11.5%減)となった。新型コロナウイルス感染症の感染法上の扱いの5類移行後、行動制限のない環境となり、外…続きを読む
首都圏のSMでは、小容量商品が存在感を高めている。売れ筋は750gだが、高付加価値商品や新商品は小容量帯の導入率が高い。サイズが小さければ地域特性のある味噌やプレミアム感があるこだわりのアイテムでも値頃感を訴求でき、トライアルユースを促しやすい。一方…続きを読む
ヘルシーな味噌をより手軽に、おいしく食べたい。そのような需要に応える味噌加工食品が「FOODEX2024」で展示された。海外パビリオンも多く出展する会場では輸出も視野にいれたさまざまなアイテムが並んだ。 マルヰ醤油の「信州みそ使用 味噌のたれ」は信…続きを読む
大手メーカーを中心に春夏向けの新商品が出揃った。味噌カテゴリーではフリーズドライ(FD)の即席味噌汁のほか、味噌そのものを粉末や顆粒に加工した利便性の高いものや、減塩や機能性表示食品など健康志向に訴求したものなど、需要に応えるアイテムが投入された。味…続きを読む
日本食糧新聞社が代理販売するPOSデータ(KSP-SPが独自に集計した全国約1000店舗から構成されたデータ)を分析し、2023年1~12月の味噌の売上げランキングを作成した。 各社で行われた値上げのランキングに対しての影響は薄く、22年から大きな…続きを読む
全国味噌工業協同組合連合会(全味)が設立したみそ健康づくり委員会は「MISO ONLINE」で味噌の効用に関する科学的データなどの収集、料理メニューの開発やPRを中心に活動している。23年度では改定やコンテンツの見直しを進める傍ら、SNSによるPRを…続きを読む