多彩な味噌と佐野正明社長(佐野みそ亀戸本店内)
佐野味噌醤油は1934年創業の味噌専門店だ。佐野みそ亀戸本店(東京・亀戸)を中心に、各店舗ではメーンの味噌量り売りコーナーや210gの「噌(にぎやか)カップ」のほか、漬物や麹などの食品も扱っている。イートインや社内資格制度などを始めたのは3代目の佐野正明社長。「原料・造り方・菌の違いで多様な個性が生まれる味噌の多彩さを知ってほしい」と語る佐野社長に、店頭販売から見る味噌市場や、味噌の魅力を伝える取り組みを聞いた。(志賀愛美) 味噌は原料や粒の大きさ
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24年上期(1~6月)の味噌市場は、出荷量が前年同期を下回った。食生活の変化や時短・簡便性の訴求、人口減少が招く市場全体のシュリンクなど、要因は多々挙げられる。昨年、中国による水産物加工品の輸入停止や北米の在庫調整など […]
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