食品工場などのRC水槽を補修し長寿命化を図る「CN6.0リペア工法」を提案【PR】

コンクリートの補修工事を主として手掛ける㈱平賀は、経年劣化したRC(鉄筋コンクリート)水槽の外部と内部を構造面から補修することで再生・長寿命化を図り、新設と比べ約60%のCO₂削減を実現する工法「CN6.0リペア工法」を見いだし、全国の食品工場などに提案している。

常務取締役 笠木 良司 氏
常務取締役 笠木 良司 氏

不可能とされていたRC水槽の補修を実現

劣化したRC水槽内部

「経年劣化が進行した食品工場などのRC水槽は補修できないという考えが浸透していますが、必ずしもそうではありません。弊社が持つ独自の工法で補修すれば、設備の長寿命化が実現します」と話すのは、平賀の常務取締役 笠木良司氏。

同社は1974年、神奈川県で設立。2007年からは主にコンクリート構造物の補修を手掛けている。15 年には地下鉄の地下コンクリートの止水を目的に、完全無機注入材による新たな止水・補修技術「M&H工法」をメトロ開発㈱と共同開発。近年は、コンクリート排水設備水槽の補修に力を入れている。

一般的にRC水槽の寿命は30 ~ 50年といわれ、経年劣化したコンクリートや鉄筋の浸食を食い止めることは難しく、補修はほぼ不可能とされていた。また、新設には多大なコストや移設予定地の準備など、大きな負担を余儀なくされていた。そこで同社では、RC水槽のひび割れや空隙(くうげき)に樹脂を注入・充填する補修工事により、新設時に近い状態に戻せる工法を見いだした。それが「CN6.0リペア工法」だ。

RC水槽の外部と内部を補修し再生させるCN6.0リペア工法

「CN6.0リペア工法」施工の様子

同社の提案するCN6.0リペア工法は、コンクリートの表面的な補修ではなく、ひび割れにエポキシ樹脂を充填し、微細部まで注入材を浸透させ内部の空隙を緻密化させることで確実に止水するとともに、コンクリートを改質(中性化)して本来の強アルカリ性の状態に戻す補修方法。それまでの工法では不可能だった、0.05mmまでの髪の毛のような細いひび割れにエポキシ樹脂を注入できるようにしたことで、RC水槽の使用延命化につながる補修を可能にした。

この補修工事では、水槽外壁補修と水槽内壁補修・防食を行う。水槽の使用延命を図るには内部補修を行うのが有効であるが、工場の稼働状況により水槽内部を空にできない場合は、外部からの補修を提案し施工する。

全国の工場を対象に調査からメンテナンスまで一貫施工

図 「CN6.0リペア工法」の一貫施工の流れ

同社は日本全国を対象に躯体調査から計画、補修工事、アフターフォローまで一貫して請け負う(図)。また、保証期間内であれば、施工後のメンテナンスにも対応する。通常、水槽を新設すると関連設備を含めて3 億~ 4 億円かかるところ約90%の費用を抑えられることに加え、新設と比べ約60%のCO₂削減となることもあり、現在までに食品工場を含む工場での同工法の施工実績は約100 件に上るという。

「訪問説明会を無料で実施しているので、ぜひご活用ください。今後は一人一人に技能を継承しつつ、事業を展開していく予定です。現在は神奈川県を拠点に活動していますが、ゆくゆくは全国をブロック分けして組織を拡大していくことを目標にしています」(同)


株式会社平賀
http://www.e-hiraga.com/

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