健康・SDGs惣菜に実力発揮!!“カリフォルニアくるみ”【PR】

日本惣菜協会の「2021年版惣菜白書」の消費者動向調査によると、男女ともに、調査した首都圏・近畿圏・中京圏・北海道の全地域で、今後購入したいと思う惣菜は、1位「家庭では作りづらい惣菜」、2位「野菜が多く含まれた惣菜」、3位「栄養バランスのとれた惣菜」という結果であった。一方で、”カリフォルニアくるみ”は、栄養価が高いスーパーフードであり、砕いたり粉末にすると食肉の代わりにもなるプラントベースフードである。日本古来伝わる「くるみ料理」は、コロナ禍で一段と高まった健康ニーズやSDGsに対応できるAfterコロナ食材として、新たな活用が広がりそうだ。

カリフォルニア産くるみ2020年輸入量

過去最高を記録

カリフォルニアの生産農家と加工業者を代表する米国農務省の外郭団体であるカリフォルニアくるみ協会(本部=米国カリフオルニア州)は、2020年カリフォルニア産くるみの年間総輸入量が対前年比9.7%増の1万8503tとなり、過去最高を記録したこと今年2月に発表した(グラフ)。くるみには、体内で生成されず食品から取る必要がある必須脂肪酸が多く含まれ、そのさまざまな健康効果により、「スーパーフード」として近年注目されている。特に、植物性オメガ3脂肪酸であるα-リノレン酸(ALA)をナッツの中でもっとも多く含み、一つかみ(約18~25g)で成人1日分の目安(1.6~2.2g)が摂取できる=出典・日本人の食事摂取基準(2020年版)。また、ポリフェノールや食物繊維、タンパク質、ビタミンB₁、マグネシウムなどのミネラルを含み、心臓病予防や認知機能改善をはじめ、さまざまな健康効果が報告されている。コロナ禍において健康維持への意識がかつてないほど高まる中、ヘルシーな素材としてカリフオルニア産くるみを使ったパンやスナックの需要が拡大している。また、在宅時間が増え、くるみそのものを毎日の食生活に取り入れる食シーンも増加。カリフォルニアくるみ協会は、くるみの栄養価・健康効果のさらなる啓もうと商品開発、食べ方提案などを通じ、おいしく手軽でヘルシーなカリフォルニア産くるみが、日本人のあらゆる食シーンに浸透・定着していくことを目指し、本年も積極的なマーケティング活動を展開していく。

好評の「#くるみで腸活」サイト

くるみは腸活フードとしても数多くのエビデンスを有しており、くるみと腸の健康に関する研究は世界的に行われている。新型コロナウイルスの流行を機にウイルスに負けない健康法が注目を集めている中、くるみの持つ腸活にうれしい3つの豊富な栄養素の食物繊維・ポリフェノール・オメガ3脂肪酸に注目して、昨秋から同協会が実施している「#くるみで腸活」サイトを通じ、免疫細胞の7割が集中する腸の健康への効果により、免疫を高めるために選ぶ食品としても、くるみは認識されつつある。

コロナ後の惣菜・デリの可能性

惣菜マーケティング専門家 道畑富美氏

外出自粛で家庭食回帰といわれるが、簡便化・即食化への需要は、さらに高まるであろう。女性の社会進出・世帯の少人数化を背景に惣菜市場は成長した。コロナ後は、若い世代を中心に「時間」が消費のキーとなる。時間節約、お金を払ってでも自分の時間をより大事にしたいという意識が、惣菜やテークアウト・デリバリーへと向かわせる。コロナにより爆発的に食の選択肢も広がり、今後、新たなカテゴリーとしての「中食」が注目される。

もうひとつ、重要なキーは健康。従来のダイエットのような「減らす」ものではなく、積極思考の身体づくり。運動も大切、食事はしっかりと。タンパク質をとり、良い栄養を取っていこうという意識も広がっている。そこで「カリフォルニアくるみ」は、良質のタンパク質、脂肪酸、食物繊維ほか栄養が豊富でスーパーフードとも言われている。日本でも古くから食べられ、製菓製パンでは多用されるくるみであるが、今のところ、惣菜や外食にはあまり登場していない。栄養だけでなく、食味・食感に優れ、商品にも高付加価値感を与える「くるみを使った惣菜」をセミナーでは紹介する。

「くるみ味噌いなり」をいなりの日看板商品へ

阪急デリカアイ(大阪府)商品開発部長 吉田勝彦氏

阪急デリカアイが全国に36店展開する大阪生まれのいなりすし専門店豆狸(まめだ)が毎月17日「いなりの日」に販売している「くるみ味噌いなり」は、同日の人気上位3~4番目に入る健康とおいしさを包み込んだ商品である。全従業員を対象にした社内いなりコンテストでグランプリに輝いた商品で、豊富な栄養素を含んでいる健康食品として注目されているくるみを、同社の規定に沿って安全性や安定性、おいしさなどを確認して最終商品とした。

いなりのおいしさの要素は甘さと触感だ。「くるみ味噌いなり」は、甘さとくるみのコクが白味噌とうまくマッチし、豆狸の上質なブランドイメージと相まって、50歳代が中心客層の同社が狙いたい30~40代の女性にも訴求力のある商品となっている。「くるみ味噌いなり」で新たなファン作りにも成功している。消費者の健康意識が高まる中で、まだまだこれからも伸ばしていきたい商品に位置付けている。お客さまの声にも「こんないなりがあるのね」と、新しさを感じてとってもらっており、リピーターもついてきて手ごたえを感じている。

通常のいなりは、具材をご飯に混ぜ込んでいるが、この商品はトッピングタイプでくるみの存在感が見た目でも楽しめる。まずは「いなりの日」の看板商品になるように育てていく。

阪急デリカアイでは、全アイテムの中でくるみを使った料理を増やしている。夏のお酒に合うおつまみや弁当・惣菜など、猛暑に負けないようにくるみを使った商品を開発したいと考えている。

期間限定から定番商品に
「カリフォルニア産くるみとゴルゴンゾーラのハニーメープル添え」

ストロベリーコーンズ(宮城県)企画・広報担当 阿部美紀氏

宅配ピザ店「ナポリの窯」と「ストベリーコーンズ」の合計86店を全国展開するストロベリーコーンズは、新しいドルチェピッツァを考えているときに、カリフォルニアくるみ協会の紹介を得て、一緒に開発したのが「カリフォルニア産くるみとゴルゴンゾーラのハニーメープル添え」である。ハニーメープルの甘さとチーズの塩味、そしてくるみのカリッと香ばしい味わいが特徴で、くるみはLサイズ1枚に約30gトッピングしており、成人1日分の目安(1.6~2.4g)のオメガ3脂肪酸がとれる。オメガ3脂肪酸は、健康を守る必須脂肪酸として機能性が注目されているが、体内で生成できないため、食品からとる必要がある。くるみの食感、100%ナチュラルチーズやゴルゴンゾーラとハニーメープルの相性もよく、くるみのオメガ3脂肪酸で機能性も備えた、おいしさと健康を訴求するこれまでにない新しいドルチェピッツァとなった。

本商品は同社のドルチェピッツァ3品の中で一番人気となっており、2019年10月~2020年3月までの期間限定商品だったが、このほど定番商品となった。特に女性客からの支持が厚く、ヘルシーなドルチェピッツァとして好評を得ているという。同社は今後もくるみを使った商品開発を継続して、消費者の健康とおいしさのニーズに応えた商品を開発していく。

健康で高クオリティー 3種豆と胡桃の国産ごぼうサラダ

デリア食品・旬菜デリ(東京都)
東京支店営業部 土師佐登美氏
開発部 金井優子氏

惣菜販売会社のデリア食品とデリア食品の惣菜製造会社の旬菜デリは、首都圏および関東エリアの惣菜リーディングカンパニーを目指している。取引先質販店の惣菜売場はクオリティーの高い商品を求めており、「3種豆と胡桃の国産ごぼうサラダ」は、おいしさと健康を兼ね備えた商品としてロングセラー商品となっている。

トッピングとして利用しやすいくるみは、日常的に商品に取り入れている。今回くるみを多く使用することで、具沢山にした。ごぼうは皮付きで栄養と風味を逃がさず、ごぼうの食物繊維と食感、くるみの香ばしさと食感がアクセントになっている。

ごぼうサラダは、通常はマヨネーズとゴマを使うが、ゴマをくるみに変えることで食感、コクが出て、食べ応えのあるサラダになる。くるみは、ごぼう以外にも惣菜類と相性がよく、かぼちゃサラダにメープルシロップと一緒にくるみを使った商品など、くるみを使ったヒット商品は多くでている。根菜類のサラダに風味を増すためにくるみパウダーを隠し味に使ったこともある。

健康訴求に応えて、体の免疫を高めるシールド乳酸菌を入れた惣菜も開発している。昨年9月には、キユーピーと共同開発した血圧が高めの方に向けた機能性表示食品「カラダ想いメニュー ポテトサラダ」を惣菜業界初の試みで販売している。フルーツ、たんぱく質食材、トッピングを組み合わせ、ひと皿で様々な栄養素を摂取できるサラダ=パワーサラダは認知されてきている。パワーの一つとしてくるみはこれからも利用していきたい。

上記セミナーの申込は下記より
https://nissyoku.gigacast.tv/Live/Site/kv07dV


カリフォルニア くるみ協会

TEL:03-3221-6410
Email:info@kurumi-jp.org
URL:https://www.californiakurumi.jp/

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