コモ 「アップルパイ」「あんバターパイ」新発売 パネトーネ種使用で新食感【PR】

パネトーネ種を使用したロングライフパン最大手のコモ(愛知県小牧市)は、1月20日に「アップルパイ」と「あんバターパイ」を新発売する。2005年にパイシリーズを展開してきたが、11年の東日本大震災発生時に注文が殺到し、原材料の安定確保が難しくなったため終売に至った。このほど市場全体でパイ商品の展開が増えつつあり、満を持してパイの再発売を行う。新たな商品の市場投入により、主にチェーンストアを中心に販路拡大を目指す。

パネトーネ種を使用したパイシリーズ

同社は05年の発売時に「おぐらパイ」「アップルパイ」「渋皮マロンパイ」の3種類を展開した。今回は、特に人気の高かった「アップルパイ」の復活と、地元愛知県発祥の「あんバター」味のパイを新発売する。

パイはサクサク感のイメージが強いが、コモパンの柱となる「パネトーネ種」を使用することで口どけがよく、パンの要素を残したしっとり感と、サクサク感が相まった新しい食感が楽しめる。05年当時と大きく異なるのは、パイとしては珍しく、形を円形にし、食べ切りサイズにした点だ。

アップルパイは、バター風味のパイ生地にシナモン風味を利かせたアップルダイス入りのジャムがマッチしている。あんバターパイは、塩気のあるバター風味のフィリングと粒あんを包んで焼き上げ、甘じょっぱさが癖になる味わいだ。価格は税別162円、賞味期限は60日間。チェーンストアを中心に生協・自動販売機・ECサイトなどあらゆるチャネルで拡販を狙う。


〈コモのこだわり「パネトーネ種」〉

「パネトーネ種」とは、イタリア北部のコモ湖周辺で100年以上受け継がれている特別な酵母。空気や気候など、諸条件が揃った北イタリアの環境でしか生育できない酵母と乳酸菌が共存している。世界でもここだけしか生育しないパネトーネ種は非常にデリケートなため、イタリアから空輸して大切に培養している。

パネトーネ種の種成分は、酵母と植物性乳酸菌。酵母と乳酸菌が共存する大変めずらしい複合酵母だ。この乳酸菌は小麦粉に含まれる麦芽糖を食べて繁殖し、パネトーネ種の酵母と上手に共生している。同社はこの乳酸菌を新菌種として特許を取得している。

パネトーネ種をパン生地の元種として365日絶やさず種継ぎをしている。元種から作った生地を長時間熟成発酵させる伝統的な「元種製法」により、手間と時間をかけたことで、きめの細かい口どけのよい、風味豊かなパンが完成する。


https://www.como.co.jp

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