【JAグループ国産農畜産物商談会・今週のイチオシ商品】近江のもち麦【PR】

現代人に不足しがちな食物繊維を、ご飯と一緒に毎日、手軽に摂取できる「もち麦」。中でも最近、お腹の調子を整える水溶性食物繊維「β-グルカン」を豊富に含む点での認知も広がってきました。とはいえ、市場に出回る商品は外国産原料が大部分の中にあって、JAレーク滋賀管内の生産者は約10年前、この生産に挑戦し、今では生産者や面積が拡大しています。

近江のもち麦(JAレーク滋賀)

品種は、西日本を中心に栽培される「ダイシモチ」で、紫色の外観が大きな特徴です。この色味は、ポリフェノールの一種のアントシアニンで、同JAでは、可能な限りこの色を残すよう、専用精麦施設で精麦しています。

希少な国産もち麦で、しかも食物繊維プラスアルファの機能性成分も加わり、発売以後徐々に購入者を拡大してきました。コロナ禍の最近では、健康や免疫力向上をキーワードに、ファン層が広がり、リピーターが増えています。販売チャネルは、生協や同JA直営の農産物直売所などですが、最近は大手ネット通販の売り上げが伸びています。

とはいえ、国産もち麦がまだ少ない中、この認知向上と、需要の裾野拡大に貢献する加工食品の開発が課題でもあります。そこで同JAでは、「もち麦茶」を商品化し、あっさりとした香ばしい風味で好評を得ています。(450g入り 税込み486円、1kg入り 税込み1080円)

※JAグループ100団体以上が出展し、地域色豊かな農畜産物やその加工品などが多数出品される「第16回JAグループ国産農畜産物商談会」が2022年2月1日から開催されます。日本食糧新聞が注目の商品を毎週ピックアップして取材し「今週のオススメ!イチオシ商品」としてお伝えします。

第16回JAグループ国産農畜産物商談会