JA全農みえミートは、松阪牛のおいしさをより多くの人に味わってもらいたいと願い、精肉工場で発生する端肉の有効活用にもつながるハンバーグの商品開発に着手し、誕生したのが「松阪牛生ハンバーグ」です。

商品は、素材の肉のおいしさがいきるよう、一つ一つ丁寧に手作りしています。簡便な商品が好まれる昨今ですが、本格レストランで提供されるプロの味を楽しんでもらうため、あえて自宅のフライパンで最終的に焼き上げる商品としました。また、味付けはせずに、そのまま食べるとハンバーグからあふれる松阪牛の旨味が口いっぱいに広がります。ほか、和風、洋風など好みのソースをかけて食べることもできます。

松阪牛は、柔らかい赤身と低い温度で溶け出す脂の甘みが特徴で、このハンバーグも焼いたときに出る肉汁がジューシーで、スーパーで販売される一般的な合い挽き肉のハンバーグとは一線を画す仕上がりとなっています。１個あたり110ｇと食べ応えもあり、まさに肉好きなうならせる商品となっています。

商品は冷凍で、目下岐阜県内ほか、三重や愛知県のスーパーや百貨店で販売されています。今後は全国流通はもとより、ギフトなどネット通販への販路拡大を目指し、PRを強化しています。

※JAグループ100団体以上が出展し、地域色豊かな農畜産物やその加工品などが多数出品される「第16回JAグループ国産農畜産物商談会」が3月31日までオンラインで開催されています。日本食糧新聞が注目の商品を毎週ピックアップして取材し「今週のオススメ！イチオシ商品」としてお伝えします。

第16回JAグループ国産農畜産物商談会