うつわが彩る華やかな食卓-業態コラボで演出する魅力的な食空間とは-後編【PR】

丸美屋食品ブースで体験する
「うつわスタイリング」の楽しさと無限の可能性

 前編「「食」とテーブルコーディネートの素敵な関係」から引き続き、食空間プロデューサー・塩貝起志子氏にインタビュー。今回は、日々の食卓をより味わい深く、楽しくする“うつわスタイリング”について、具体的なコーディネートの例を交えてご紹介いただいた。

――テーブルコーディネートというと、特別な日の食卓用で、料理も食器も普通のものでは無理というイメージがあるのですが、“うつわスタイリング”は違うのでしょうか。

 テーブルコーディネートは、食器だけでなく、テーブルクロスやナプキンなどのリネン、花、アクセサリーなどを使ってトータルに食卓を演出します。そのため展示会や写真などを見て非日常感を感じる方も多いでしょう。
 でも、いつもの料理に食器をスタイリングするだけでも、食卓がぐっと豊かになるんですよ。それが“うつわスタイリング”です。例えば、家族でわいわい食べる夕食や、ひとりで味わう夜食も器の使い方を変えてみればいつもと違うおいしさが楽しめる。そういう提案なんです。


――でもやはり料理に合わせて器を選ぶというのは難しい気がします。

 普段、「この料理にはこの器」と無意識に決めて、いつも同じものを使っていませんか?それを少し変えるだけでもいいんです。器を着替えさせてあげると、料理や食卓の表情が変わり、時には料理の味まで違って感じられることも。例えば、麻婆豆腐を和食器に盛り付けたらなんとなくヘルシーに思えたり。
 盛り付けを変えるのは難しいですが、器を変えることで料理のイメージを簡単にチェンジできるのも“うつわスタイリング”の楽しさです。


――もっと気軽に考える、というか「スタイリングしよう」と気負わなくていいんですね。

 きっかけはなんでもいいんです。寒くなってきたから温かみのある土ものの器を多く使ってみようとか、春の気配を感じたら明るい色の器に変えるとか。
 お洋服は季節や気分、TPOで変えますよね。それと同じです。器は食の衣ですから。
 朝と夜でごはんのお茶碗を変えたり、おもてなしの時にはとっておきの服を着る感覚で器を選んだり、いろんな楽しみ方があります。


――いつものおかずをスタイリッシュに魅せるうつわスタイリングのコツはありますか?

 まず固定観念をなくすこと。「パン皿」として売られていたからといってパンをのせなくていいし、ごはん茶碗にサラダやスープを盛ってもいい。ガラスの器は冷たい料理用と決めつけないで。
 柄物の器は使いにくいと敬遠されることもあるけれど、柄も盛り付けの一部として考えると便利に使えますよ。


――今回のテーブルウェア・フェスティバルでも、丸美屋食品のブースで塩貝氏がプロデュースされた「うつわスタイリング」が披露されるとのこと。今年の見どころを教えていただけますか?

 今回も「のりたま」をはじめ、「麻婆豆腐の素」や「とり釜めしの素」「かけうま麺用ソース<ジャージャー麺の素>」など、おなじみの商品を使った日常のおいしさをスタイリッシュに楽しむコーディネートをご紹介します。

 また、展示のほか、1日5回のステージで、食器の紹介と、スタイリングや盛り付けのデモンストレーションを行う予定です。

 例えば、「のりたま」は、瀬戸焼のお茶碗と合わせて、優しさとほっこり感に包まれるひとときを演出します。

「のりたま」×瀬戸焼 瀬戸焼はテーブルウェア・フェスティバル2020の特集企画のひとつ。
柔らかな色合いと土ものならではの温かみを生かしたコーディネートがいつもの「のりたまごはん」をワンランクアップ。

「麻婆豆腐」を波佐見焼のマグカップに盛り付けたカフェ風のコーディネートも楽しいですよ。

「麻婆豆腐の素」×波佐見焼 麻婆豆腐をカップに盛り付けるというアイデアが新鮮。モダンな柄の波佐見焼を用いることで、中華のおかずをしゃれたカフェ風に楽しめる。

「とり釜めし」を山中塗りの漆器に盛り付けると、色の美しさが映え、贅沢感がぐっと増します。これも「うつわスタイリング」の力をよく感じていただける組み合わせでしょう。

「とり釜めしの素」×山中塗り 漆器の質感と色が料理を引き立てることがよくわかるコーディネート。塗りの器を普段の食卓に気軽に使ってみたくなる。

「ジャージャー麺」の盛り付けには、涼やかな色合いの琉球ガラスを使います。うつわを吟味すると、簡単に作れる「ジャージャー麺」が驚くほど素敵な一品料理に変身することを実感してください。

「かけうま麺用ソース<ジャージャー麺の素>」×琉球ガラス 手作り感あふれる琉球ガラスの美しい色を生かしたテーブルコーディネート。これならジャージャー麺を主役にしたおもてなしも可能だ。

そしてもうひとつ、丸美屋食品ブースでは、前編でも少しふれたテーブルウェア・フェスティバル2020の特集企画、「美食の国 イタリア ~Life with design~」に関連するうつわスタイリングも紹介します。個性豊かなイタリアのうつわの使いこなし方にもご注目ください。

「のりたま」×金属を生かしたコンテンポラリーな意匠のイタリアのうつわ
「とり釜めしの素」×カラフルな絵付けが楽しいイタリアのうつわ

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毎年、開会を心待ちにしているリピーターや会期中毎日通う人も多い「テーブルウェア・フェスティバル」。器好きやテーブルコーディネートに興味がある方はもちろん、ビジネスパーソンにとっても有意義なイベントであることは間違いない。


「テーブルウェア・フェスティバル2020 ~暮らしを彩る器展~」

日時:2020年2月2日(日)~10日(月)
場所:東京ドーム
10:00~19:00(初日は11:00から/最終日は18:00まで。入場は閉場の1時間前まで)
前売券1,900円、当日券2,200円、通し券(オンラインチケット限定)5,000円 税込

今回で28回目を迎える日本最大級の“器の祭典”。日本および世界各国の陶磁器や、ガラス、漆器、木工品など、多彩なテーブルウェア13万点以上が一堂に会する。テーブルセッティングの展示や販売コーナーのほか、コンテストやステージイベント、セミナーなども開催。今年の特集企画は、「美食の国 イタリア ~Life with design~」と「『温故創新』彩の器~瀬戸焼~」他。
公式サイト https://www.tokyo-dome.co.jp/tableware/


主催:テーブルウェア・フェスティバル実行委員会(読売新聞社、株式会社東京ドーム)
後援:駐日イタリア大使館、経済産業省、東京都、愛知県、瀬戸市、NHK、公益社団法人日本陶磁協会、読売光と愛の事業団、NHK厚生文化事業団、NPO法人食空間コーディネート協会、文化放送

塩貝起志子

食空間プロデューサー、食器専門家
東京ドーム テーブルウェア・フェスティバル プロデューサー兼オフィシャルコーディネーター、食空間スタイリングサロン「style LaCHICK」主宰。テーブルウェア・フェスティバルでは、2007年より丸美屋食品ブースのプロデュースを担当。
国内外で研鑽を積んだテーブルエンターテインメント、フラワーアレンジメントの技能と卓抜したセンスを駆使して、企業・ブランド・地域産業のマーチャンダイジングなど、食演出に関わる数多くのプロジェクトで活躍。作品展や種々のセミナーを通して食演出の魅力を広く紹介するとともに、プロフェッショナルの養成も行っている。



丸美屋食品工業株式会社
〒167-8520 東京都杉並区松庵1-15-18
http://www.marumiya.co.jp/