発売30周年を迎えた「森永アロエヨーグルト」が目指す世界――原産国タイと築くサステナブルな関係とは?【PR】

2024年で発売30周年を迎えた「森永アロエヨーグルト」。市場にそれまでなかったアロエヨーグルトという新たなカテゴリーを創出し、緩やかな健康感で支持を得てきた。今回、30年の節目にブランドコンセプトを刷新し、「いいアロエは、いい畑から」を新テーマにコミュニケーションを進める。原材料のアロエを生産するタイの農家と、長年にわたって良好な関係を築き上げてきた事実を価値に変え、おいしさの背景にあるストーリーを伝えていく。原産地とのサステナブルな関係を保ちながら、さらなる発展を目指す同品のこれからについて、探った。

発売から30周年を迎えて新たな世界観を創る「森永アロエヨーグルト」

緑色の健康感で市場確立

「森永アロエヨーグルト」が誕生したのは1994年。ナタデココブームに続く、「食感に特徴がある健康によい食材」を探していた折、健康志向の人々の間で美肌効果があるといわれていた「アロエベラ」に注目した。当時はアロエといえば、民間療法で用いられるイメージが根強く、食品素材としては必ずしも好意的に受け取られていなかった。さらに、パッケージに植物の印象が強い緑色を使うことは「食品メーカーとしてすべきことではないのでは」との懸念もあった。

しかし、「食べるコスメ」として売り出した同品は、たちまち多くの女性からの支持を獲得。「アロエヨーグルト」という新ジャンルを市場に確立させた。

発売当時の「森永アロエヨーグルト」

実は…「森永アロエヨーグルト」は技術の結集!

実は、アロエヨーグルトに入っているアロエベラの葉肉自体は、無味無臭。「森永アロエヨーグルト」では、南国風の果実風味を取り入れている。ベースのヨーグルトはその風味を生かすため、乳酸菌の発酵臭を抑えたものを使用し、アロエ葉肉の味わいを引き立てる絶妙なバランスで仕上げている。

「森永アロエヨーグルト」の食感にも注目だ。“ぷりぷりした食感”は、アロエの楽しさを感じることができる特別な技術のおかげなのだ。さらに、カップ製品でありがちな、フタの内側にヨーグルトが付着することも「森永アロエヨーグルト」ではほとんどない。撥水(はっすい)加工した特別なフタを、アルミニウムメーカーと共同開発し、2010年から使用している。

小さなカップには、森永乳業が開発してきたさまざまな技術が結集されているのだ。

根強い支持もユーザーが高齢化

1994年の発売当時、購買の中心だったのは若い女性だった。以来、30年間で売り上げた数は約66億個。しかし、市場に新たなカテゴリーが生まれると、競合も生まれることは世の常。アロエフレーバーは人気の味として定着し、フルーツヨーグルト自体も4連タイプを中心にコストパフォーマンス重視のカテゴリーに変化してきた。

加えて、ロイヤルユーザーの高齢化も顕著になってきた。主力品の2連タイプの主要客層は、60代が中心となり、一方で新たな客層の獲得が進んでこなかったことで、売上高はここ数年右肩下がりとなっていた。

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