「東京サステナブルシーフード・サミット2023」10月開催 新たな局面探る機会に【PR】

アジア最大級の規模に成長してきたサステナブル・シーフードイベント「東京サステナブルシーフード・サミット2023(TSSS2023)」が10月17~19日、東京都新宿区のベルサール新宿グランドで開催される。今年は、「SDGs折り返し年に描く水産の世界食料安全保障戦略と日本の挑戦」がテーマ。企業やNGO、国際機関などの第一線で活躍しているスピーカーを招き、新たな局面について徹底討論する。

TSSSは15年の初開催以来、コロナ禍でのオンライン開催などを経て4年ぶりにリアル開催される。国内外の政府高官やトップ企業からも登壇するなど、アジア最大級のフラッグシップイベントであり、コミュニケーションプラットフォームとして成長してきた。今年は、水産業界におけるSDGsと責任あるビジネス、国内企業によるサステナビリティ・レスポンシビリティに関する取り組み、サプライチェーンにおけるコラボレーションによる現場変革、TNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)をベースにした投資機関と水産企業による協働、国際機関が発表する水産戦略における養殖業の役割、企業群による共同政策提言、日本の水産ビジネスが構築すべきシステムなどをテーマにした、多種多様なプログラムを用意している。

主催企業の一つであるシーフードレガシーの花岡和佳男社長は、「日本は世界有数の水産市場であり、世界の大手水産企業100社のうち本社を構える企業が最多の国。日本におけるサステナブル・シーフードのムーブメントはSDGs達成の取り組みとともに拡大してきたが、水産業界は人権問題への対処や金融業界との協働など、新たな局面を迎えている」と指摘。食品業界を支える自然資本の一つである水産物のサステナビリティをどう進めていくのか、参加者と考えていく機会を提供したいと意気込みを見せる。


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